信じる者は救われたい13-5
『……うん……だと…良いな……』
「とりあえずお前は……色々反省する前に…
その節操と羞恥心の無さをどうにかしろ…」
『ブゥーーー!私だってちゃんとあるもん!』
「ナイナイ……会ったばかりの男に抱きつくアホには節操も常識も魅力も背もありはしない…」
『何か…明らか〜に、関係無いものが含まれてますけど…?』
「だからだな……少しは反省してるなら…
これを期に、ちっとは節操を……!!」
……チュッ…
……………
…………………
(俺は今……何をした?
パンダにちゃんと説教をしてやろうと花の世話を休んで振り返ったら
………ちゅっ?…)
………………
「な……なに?」
『キス♪』
………………
「な……」
『な?』
「なにしとんじゃぁーーーーーーーーー!!!!!!」
『きゃ!な…なにって?
キスだよぉ〜〜?』
「だ・か・ら!!!!
なぁんで俺とオノレが
何処がどうなったらキスする事になるんだ!!!?」
『うーん……
……なんとなく?』
「貴様ぁー!!そ…そこえなおれぇ!!!!!!
貴様のその腐った根性叩き直してやる!!」
『あははは♪りゅーと顔まっかぁ〜♪』
「うるさぁー……ん?」
俺が何か背筋に激しい寒気が襲い…背後を振り返るとそこには……