命日が誕生日3-2
『うーん……よぅは私達は産まれながらに仲良しさんだからOK!って事ですか?』
「ま…まぁ…間違いではない……汗」
『それで……私はどうなっちゃうの?』
「…別にどうにもならない。俺は実体を手に入れ…そして君を俺は守護者(守護霊)となって、何時いかなる時も君を守ると言うワケだ…」
『むぅ…よぅはボディーガード?』
「あぁ…俺は俺の全てをかけ君の…体、精神、幸福を守ると誓おう」
『あぁ…何か一気にロマンチックさ抜けて…乙女のときめきメーターがしぼんでいく気がする…』
「ん?何故だ?……何処か気に入らない事でもあるのか?」
『はぁー……ぃぇ…何かこう…こんな私でも一応、夢見る乙女としては【王子様が現れた〜☆】的な事を、多少なりとも期待してた自分が……』
……………
『……あっ!ぅ…嘘です!…ゴメンナサイ!!……私なんかが頭に乗るな!!って感じですよね!?』
(うわー……何言ってんだろう私…最悪だ……ちょー恥ずかしい!!!!汗)
「……んーー……王子様ってのは…よく分からんが…そうだな…天迦の騎士にはなれるぞ?」
……………!!!!!!!
『は……はぃ…ではそれで………』
(きゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!騎士?ナイト?どぅしょ!超動揺!!ダメよ天迦!!浮かれてるの悟られては!!落ち着け…落ち着け……ふぅ)
「よし!ではこれで身も心も契約成立だな…これからもよろしくたのむ」
『は…はぃ…よろしくお願いします…』
こうして私は騎士と言う名の、死人のボディーガードを得る事になった…
が………