命日が誕生日1-5
だって仕様が無いではないですかぁー!
恋愛経験ゼロだし…
それどころか…男友達すらほとんど出来た事も無いし……
男性とまともに会話するのなんて家族以外滅多に無いし……
いきなり悪魔だし!!
イケメンだし!!
ファーストキスだし!!
「悪いがもぅお前に選択権は無いのだ……悪く思うな……まぁーこれからもよろしく頼む♪」
『ぇ?……ぁ…はぃ……よ…よろしくお願いします…。』
(ぇ!?わ…私、OKしちゃったよ!!汗……っていうか、この人…S??…オラオラタイプ??………ま…まぁ…嫌いじゃ無いけど………照照)
「よし!戻るぞ…」
『ぇ?…ど…何処に?』
「生界……現世だ」
『現世って……あのぅ…人間の方々達がいる…私の出身地…ですか?』
「あぁそぅだ…」
『ぁ!!……で…でも!!あのぉ……私…その…飛び下りちゃって…死んじゃってるものでぇー……汗。
今更…戻って痛い思いするのもイヤだし……』
「大丈夫だ…お前が地面に着く前に、こちらに呼び寄せる事が出来たから…
お前は…天迦は死んじゃぁいない。」
『えぇーーっ!!!!…わ…私困ります!!
フラレちゃったし!
今後も3年間のイジメ確定的だし!
暗いし!!
デカイし!!!!
胸無いし!!!!!!泣泣』
私は夢中だった…
またあそこに戻る事が怖かった…
だから……
「関係無い…心配するな……お前は俺の女だ。
俺は背がでかくても、胸が無くても、まったく気にしない…
それに……お前に危害を加える奴は……
俺が排除する」
『…………!!!!』