信じる者は救われたい12-3
あ『……あなたには……負けない……怒』
こ『ふふふ…飛鳥先輩…。残念ですが…片想い年数…龍人先輩の捨てた私物の捕獲数…各種、隠し撮り写真の所持枚数…どれをとっても、わたくしには及びませんよ…♪』
あ『………ふっ……』
こ『……!!!!なにを!?』
あ『……量より……質………』
そぅいぅと、飛鳥は1枚の写真を、杞兎梨に付きつけた…
こ『……!!!!…こ……これはぁ!!!!!』
あ『……ふふふ……』
こ『飛鳥先輩!いゃ飛鳥様!!どぅか後生ですから…その写真を私に恵んでは頂けないでしょうか!?何卒!!何卒ぉぉ!!!!』
あ『………無理……』
こ『んなぁーーーーー………!せめて!!もう一度!!もう一度だけでも…この目に焼き付かせて頂けないでしょぅかぁーー!泣』
あ『…………だめ………腐る………』
こ『にぁーーー!!!!』
り『なぁ……いったい何が写ってたんだろうな…』
風「さ……さぁ…でも…不思議と知りたく無いな……」
雷「あぁ……特にりゅーと本人は知らない方が幸せなんだろうな…きっと」
く『……………』
り『……ん?…どうした?………くまね?』
く『むぅ〜……あたしもりゅーとと遊んで来るぅ〜〜☆』
そぅ叫ぶと…頭を抱え1人、教室の隅でうずくまっていじけているりゅーとの元にダイブしにいった…
……ゲシッ!!!!
あ…蹴られた…
続く……