信じる者は救われたい9-2
「んぁーーーーー……もぅ!!最っっっ高ぉーじゃぁーーーーっ!!!」
俺は叫んだ…
もぅめっちゃ叫んだ……
周りの奴達も思い思いに叫んでいるよぅだ……
雷「りこさーーん!マイラァーーーブ!!!」
1人変なのがいるが気にしない…
ドゴッ!!
ぁ…殺られた…
り『うっし!んじゃ早速〜飯食ぉうぜぇー♪私もぅ腹ペコペコだぜぇー↓』
く『あたしもぉー↓』
風「あはは♪それじゃーりゅーとのから見せてよぉ♪」
「ぁぁ…お前達にはもったいない程、気合い入れて作って来たからな!」
そぅ言うと昨晩から用意してた弁当の数々を敷き物の上に並べて行く…
風「わぁーぉ♪さっすがりゅーと♪」
あ『………すごい………』
り『くそぅ…悔しいが確に凄い…』
雷「カッカッカ…りゅーとはガキの時分から1人で家事の全てをこなして来たからなぁー?」
く『……ぅぅ!汗』
「…どうした?パンダ??変な顔して???」
り『あれぇ〜?もしかして〜保科の弁当を見て自分が作って来たの見せらんねぇーっとか思ってるんじゃねぇの?』
あ『……心配……無い……これじゃ……私達も……敵わない………』
風「そぅそぅ♪金髪ヤン僧のクセに料理上手って有り得ないスキル持ってるりゅーとが悪い♪」
「はァ?別に良いじゃねぇーかよ!」
雷「まぁーそぅ言うな!ここはりゅーとが悪者になっとけ♪」
あ『……ぅん……賢明……』
り『はははっ!確に馬鹿太にしちゃ〜珍しくまともな意見だな!笑』
「わーったょ!悪いのは全部俺!これで良いんだろ?!」
り『そぅそぅお前がぜぇーんぶ悪い!』
「チッ!折角張り切って作って来てやったってのに」
俺はブツブツ文句を言いながらも他人に自分の作ったものを旨そうに食べて貰う事が新鮮で…知らないうちに顔がほころんでいた……が……