ペナルティ・ゲーム1-6
「本当に恥ずかしいだけなの?それならもう、やめてもいいわよぉ?」
康太は予想外の言葉に困惑した。
こんな事は今すぐにでもやめたいハズだった。
しかし今や絶頂の直前まで辿り着いてしまった康太にとって、ここでオナニーをやめる事程辛い事は無いだろう。
このまま最後まで吐き出してしまいたい。しかしやめてもいいと言われているのを続けるということは…。そう、恵理の命令のせいではなく、自らの意志でこの行為を行っている事となってしまう。
康太がそこまで考えを巡らせたかどうか定かではないが、手の動きが止まる事はなかった。いや、もはや止める事などできなかったのだろう。
「あはっ…。康太君、やめないんだぁ!恥ずかしいんじゃなかったの〜?」
恵理が意地悪く言う。
「…んっ…だっ…て、はぁっ!…気持ちよすぎっ…て…ぅあっ!」
先走りのせいで、やや水音が響く。
ぴちゃっ…ぴちゃっ…
「やっぱり…。オナニー見られて感じちゃう変態君だったのね…!いいのよ。見ててあげるから最後までしちゃいなよ。」
康太は恵理の言葉に、なぜか射精感の高まるのを感じた。
「…はあっ!…ゃっ、やだょっ…んあぁっ!み、見ない…でっ…」
康太はそう言いながらもますます扱く速度を速め、駆け上がる快感を求め続ける。
「あっ…すごぉい…!おち〇ちんビクビクしてきたよぉ?もうイッちゃうのかなぁ?」
恵理が上目遣いでそう言った瞬間、康太は自分の背筋を電流が駆け抜け、握った肉の管から快楽の塊が勢い良く放出されるのを感じた。
「…ふぁっ、やだっ、よぅっ!…もぅ、出ちゃっ…うっ!ああぁっ!…はぁっ、見ないで、見ないでぇっ…!だめっ、イクッ!うあぁぁっ!…はあぁぁっ!」
ビュッ!ビュッ!ビクッ!ビクッ!ビクビクッ!
ドクドクッ!
「…ふっ!…うわわぁぁぁっ!んあっ、ぅうっ…!」
康太は体を強ばらせ、白濁の液を勢い良く撒き散らした。康太のぺ〇スは反り返っていた為、放たれた液体のほとんどは康太の胸の辺りを汚していたが、あまりにもその量が多かったので、その一部が体から滴り落ちベッドにも染みを作った。
「きゃっ…!ああんっ、やだぁ…イッちゃったのぉ?スゴッ、いっぱい出てるわよぉ〜!」
康太はしばらく体をブルブルと震わせていた。また、その目は虚ろになっており焦点も定まっていない。
「うふふ…どお?康太君。私にオナニー見られながらイッちゃった気分は?」
「…はっ、はっ…。…すごく、気持ち、良かった…です…。はあっ、はあっ…。」
恵理はスッと立ち上がり、康太の横に腰掛けた。そして今だに意識朦朧として動けない康太の耳元に唇を近付け囁いた。
「…エッチ…」
「…ぅぅ…」
康太は激しい羞恥を感じ、小さくうめき声をあげた。そのまま康太が俯いていると、恵理の手が伸びてくる。その手が辿り着いたのは今だに衰えを見せない股間の隆起…。細くしなやかな指先が、敏感になっている先端にそっと触れる…。
ピクリッ!
「…!あっ…せ、先生…」
「んふふっ…まだ罰ゲームの時間は終わってないわよ…。今日はカラカラになるまで気持ち良くしてあげるから…。」
恵理は康太のモノをまさぐりながら言った。
サディスティックとも言えるニヤけた表情に康太は一瞬ゾッとしたが、同時に未知なる快楽への期待も抱いた。そして康太は答えていた。
「んぁぁ…お、お願いします…。」
康太への罰ゲームはまだまだ続く…。