ペナルティ・ゲーム1-5
康太はゴクリと喉を鳴らすと、くっつけていた膝を少しずつ離れさせていった。やがて完全に恵理の目の前にそのいきり立つ存在を見せ付ける格好となった。既に限界まで大きくなったソレは青白い血管をまるで稲妻のようにほとばしらせ、ビクビクと時折震えている。まだ赤くツヤのある先端からはわずかに液体が分泌されており、その輝きがなんとも淫靡な光景をとなっていた。
「わあぁ…!やだぁ、康太君〜。おち〇ちん、こんなにおっきくしちゃってぇ…。もしかして、私に見られて感じちゃったとかぁ?…ちょっとヘンタイかもねぇ。」
康太は恵理の言葉責めに悔しいやら恥ずかしいやらで瞼に水を滲ませ始めていた。
「…ちっ、違うよっ。…だって、先生がっ…。」
康太は必死に言葉を探すがそれを遮るように恵理は責め続ける。
「…いいから始めて?」
「…!…」
康太はついに言葉を続けることができず、うなだれた。その時、康太の頬を雫が一筋流れ落ちた。その様子を恵理は満足そうな笑みを浮かべながら見届けた。
康太は目を閉じたまま右手を自らの剛直へと近付けていく。ややためらいがあったが、やがて茎に辿り着き、軽く握りしめた。
ピクンッ!
その感触に康太は思わず顔を上げた。
(!…自分でちょっと触っただけなのに…何か…いつもと…違う…気持ち良過ぎて…手が…勝手、に…)
その手にはドクドクと脈打つ感触がはっきりと伝わって来る。
康太は自身を握った手をゆっくりと上下に動かし始めた。
「…っ…っ…はっ…」
康太の息遣いがだんだんと激しくなってゆく。康太は顔を真っ赤にし、目には涙を浮かべていたが、その涙は屈辱だけが理由では無いようである。押し寄せる快感の喜びから自然とそうなっているようだった。
「…そうすると気持ちイイんだぁ。それは何をしているのかなぁ?」
恵理は相変わらずのニヤケた表情で、康太への視姦と言葉責めを続ける。
「…っ…ぉっ、オナニー…ふっ…はっ…」
康太はだんだんと行為に没頭していき、恵理の辱めに抗おうとする余裕すら失っていた。
「…そう。康太くんはそのオナニーを週に何回位してるの?」
康太は恵理の問いにだんだんと素直に答えるようになっていった。
「…ぅぅ…ん…に、二回位…はぁっ…」
だんだんとモノを擦るスピードが早まってくる。
「やっと素直になってきたね。…自分のオナニー…私に見られて…どう?」
康太は口を半開きにし、恍惚とした表情で答えた。
「…はっ…はぁっ…すごく…恥ずかしいっ…よぅ…んっ…ふぅっ……」
「恥ずかしいだけ?…じゃないでしょ?」
「…うぅっ…はっはっ…はぁっ…そんなっ…ことっ…」
康太は言葉では最後の抵抗を述べようとしているようだった。
しかし康太の右手は根元から先端まで、万遍無く擦りあげていく。そして、さっきよりもさらにスピードが増していた。
先端はやや膨らみを増し、竿の下に垂れ下がる袋の中からは今にも絶頂の飛沫が溢れ出ようとしている。