満員電車の秘め事-3
「ん…っ」
「あっあっ!」
女の独特の匂いで蒸しかえったトイレの個室は僕と彼女の吐息で埋もれた。
エッチな匂い、思い切り鼻で吸って小さく吐く。
初めての香りにどんどんと興奮が高まっていく。
「やっぁあぁんっふぅ…きもち、いいの…っ!」
リズミカルに腰を突いていく。
腰を突く度に彼女は反応をしてくれるので男としてとても良い気持ちになれる。
「も、だめええ!イッ、イッちゃうよ…!」
太ももまで汁を垂らしながら連呼する彼女を見ながら腰を突く僕もそろそろ限界でイッてしまいそうだ。
「ぼ、ぼくも…ぅ!!」
「一緒にイこう?ねっねっいっぱああい出して…っ!ひゃんっぁ!」
「うっうん!」
「まんこにいぃぃあっあたしのっ中にい!!!」
ドクッビュルルウウ…
ビクビクと脈打って僕も彼女も達してしまった。
彼女は気持ちよさそうに微笑んで僕にキスをした。
僕はあの気持ちよさそうに微笑んで行ってしまった彼女の名前を知らない。