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at office
【OL/お姉さん 官能小説】

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at office2-4

「んっ…」
「あ、ココ弱い?」
耳元でそう話されるだけで背筋が粟立つ。さらに耳たぶを甘噛みされ、舌でなぞられる。髪を撫でていた手で、反対の耳の輪郭をなぞられる。
「…っ」
昌樹が上に乗っているので、身動きが全くとれない。感度は高まっていくのに、昌樹は耳ばかりを執拗に攻める。その動きが酷くもどかしい。
耳の輪郭をなぞっている昌樹の手をとり、ぎゅっと握りしめる。それが合図だったかのように、昌樹の唇が首筋から胸元へと下がっていき、美南と繋いだ手をそっと離し、服を脱がせていく。昌樹が少し体を起こしたので美南も少し自由になり、昌樹のシャツのボタンに手をかける。
二人とも全て脱ぎ終えると、美南は起き上がり昌樹に抱きついた。ずっと欲しかった昌樹の体温。昌樹もきつく美南を抱き締めた。
「昌樹さんあったかい。」
「美南は冷たい。」
そう言い、ゆっくりと美南をベッドに沈める。
おでこからまぶた、頬、唇、首筋、鎖骨、肩、そして胸。次々とキスと愛撫を繰り返され、美南の感度はますます高まる。
ぷっくりと固くなって主張をする胸の頂上を熱い舌でねっとりと舐めあげられ、指でつままれ、軽く弾かれ、甘噛みされる。
「ココも弱いね。」
と耳元で囁かれそこをつままれると、びくん、と体が反応した。その拍子に脚が動き、昌樹の固く熱い中心に当たった。昌樹も、自分を欲しいと思ってくれているのかと思うと嬉しくなり、そっと手で触れてみる。
眉を眉間に寄せ、低くうめいた表情が妙に色っぽくて、そのまま手を動かしてみた。
「ヤバイから、ほんとに。」
熱っぽい声でそう言われたかと思うと昌樹の中心に添わせていた手を絡めとられ、シーツに縫い付けられる。そして、完全に昌樹を迎える準備が出来ているそこを指でなぞられた。
「あんっ…」
するりと昌樹の指の侵入を受け入れ、卑猥な音をたてていく美南のそこは、もう自分の体ではないかと思うほど率直に昌樹を欲しいと主張している。
くちゅ、くちゅ、と水音が耳に届く度、頭の芯が痺れていく。自分が発しているはずの声も、どこか遠くから聞こえるようだ。

「あ…っ、昌樹さん、お願い…私…もっ…」
「いやらしいな、美南のその顔。」
くす、と笑いを洩らしながら、枕元にあったコンドームをとり、素早く取り付けた。そして美南の脚を割ってそこに熱くなった自身をあてがう。熱く紅潮した美南の頬をなでながら、ゆっくりと侵入していく。
「ん…っ、あっ…あ」
ゆっくりゆっくり感触を楽しんでいくかのような昌樹の動きがもどかしい。もっと、昌樹が欲しい。
腕を昌樹の首に回し、体を密着させる。すると、浮いた背中に昌樹の手が回され、さらにきつく密着した。そのまま体を起こされ、あっという間に昌樹と上下が入れ替わる。
重力によって、さらに体の奥深くで昌樹を感じる。
「動いて、美南。」
そう言われ、昌樹の方を見やると、額にはうっすらと汗をかいていて、自分をまっすぐ見つめる目はいつも見ている昌樹と違って熱っぽい。ゆっくりと腰を動かしてみると、昌樹の表情が歪んだ。
「昌樹さん、気持ちいいの?」
思わず問いかけると、
「…気持ちいいよ。美南のなか、熱くて。」

自分がこの表情をさせているのかと思うと、たまらなく興奮する。もっと、昌樹の感じる顔が見たい。
「ん、ん…っ」
昌樹を感じさせるつもりで動いていくが、先程の愛撫で充分高まらされた体からは、段々力が抜けていく。それに加えて、昌樹が胸を揉み上げ、時々動きに合わせて腰を突き上げてくる。


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