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【教師 官能小説】

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out side #01〜始まりは図書室の中〜-4

「そ、そんなこと絶対ないです...っ!』

那弥は顔を真っ赤にしてうつむき加減で強く答えた。

「ていうかさ。俺、前から相沢に聞きたかったんだよね」

「......な、なんですか?」

「相沢ってさ。俺の事避けてるでしょ。
周りの女子は、鬱陶しい程に俺の周りに寄ってくるのに
相沢は全っ然。見向きもしないでしょ。
皆俺の事【学ちゃん】って呼ぶのに相沢だけいつも【末木先生】。
あれは、どうして?
俺的には、全員に好いてて貰いたいから
一人でも俺を嫌いそうにする奴が居たら、気に食わないの、分かる?」


那弥はこの末木の発言を聞いて、末木の黒い部分を垣間見てしまった気がした。
普段の笑顔からはみんな、想像も出来ないであろう発言。
那弥はゆっくりと息を吸いこみ、静かに答える。

「笑顔が嘘っぽいんです、先生。
......基本的に、あまり先生の何考えてるか分からない笑顔を振りまく様なタイプは受け付けないです」

那弥ははっきりと答えてやる。
すると末木は那弥の首元に腕を回し、後ろから抱きつくような形になる。
そして那弥の耳に顔を近づけると囁いた。





「......今日は...ピンクの下着なんだ?」


「....!!!!!?」



那弥は、首もとの末木の腕を振り払うと、グルリと方向転換をし、末木の傍から離れようとした。
しかし、末木は逃げようとする那弥を本棚に押し付けて阻止する。


本棚に那弥がぶつかった衝撃で数冊の本がバサバサと音をたてて足元に落ちる。
那弥と末木は向かい合う形になる。
末木は那弥の後ろの本棚に両手をついて、那弥の逃げ場を遮る。

「......っ退いてください...っ!」

至近距離に居る末木に向かって那弥は睨み付けながらいう。

「やだ」
「......。」

「はは...そんなに睨まないでよ。
さっきの発言にしろ、今のその俺を睨み付ける目にしろ、
相沢は、本当に俺の事全否定だね。
......知ってる? 俺ってさ...俺の事を嫌う奴を、俺の事を求めるようにさせたくなる衝動に駆られるんだよね...
そうだな...例えば今みたいにすっごい睨まれたりすると余計にね」


末木は、口角を上げて笑うと、突然那弥のブレザーの上から胸を触り出す。

「......っ!? な、何してるんですか!? やめてください...っ!!!」

那弥は末木の手を振り払おうとするが、簡単に阻止される。
末木は器用にブレザーのボタンを外すと、シャツの上から胸を揉み出した。


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