「ドMへの階段・・・」-83
「・・・・あ・・・・あっ・・・ああっ・・・・あんっ・・あんっ・・あぁっ・・・・」
屍の様に何の反応も無かった妻の身体も
声に比例して動き始め、死人に魂が舞い戻ってきたかの様だ。
「・・い・・やぁっ!・・もうダメだって!ねぇ!・・・・ああっ!あっ!ダ・・ダメだょ・・もぅ・・・ねぇ!」
一度のSEXで何度もイク事が出来ない男は可哀相だと思う。
女の様に何度もイケる体ならどんなに良いか、と日々常々そう思う。
だから、イキ過ぎてもうダメェ!なんてホザいてる妻の言葉は
皿にまだてんこ盛りに残っているのを目の前にして「もう満腹です」と平気な顔して言う日本人と同じな訳で、
オレはというとその日本人を横目にして「残さず食えよこの馬鹿」と心で訴えるアフリカ人と同じな訳だ。
当然妻のそんなくだらない言い分に聞く耳すら持たず、激しいピストンを繰り返す。
「・・あん!あんっ!ああんっ!・・あっ!あっ!・・・・・・・・あああああーーーーーーっ!!・・・・・・・」
大声で喘いだ後の失神による沈黙、そしてそれから復活したかと思えば今度は絶叫が始まった。
けたたましい爆声でアエギとも泣叫びとも雄叫びともとれるありとあらゆる絶叫を、
近隣のマンション住民みんなに聞こえる様に喚き散らしている。
「・・ダメだって!ぁあんっ!・・ああっ!また・・・またイク!イッちゃう!イッちゃうよぉぉぁぁぁあああああっ!!!・・・・・」
妻の顔には汗が大粒の滴となってまとわり付き、
ブツを激しくぶち込む度に頬やこめかみを伝って流れ落ちていた。
「あー。オレもイキそう・・・」
「・・ああん!・・・いぃよ・・・イッて!早くイッて!あっ!あっ!・・・ああぁもうダメ!早くっ!・・ぁぁあああ!・・・」
2時間を越える究極のSEXがやっと終わりを告げようとしていて、
疲れもしていたがまだ続けたい気持ちも十分あった。