「ドMへの階段・・・」-59
ソファに浅く腰掛け、上半身を背もたれに委ねて、
ダラーンと半分寝そべっている様な格好でもっと!もっと!とせがんでくる。
目はトローンとし、それに加えて何かを欲している様にもオレには映った。
オレの居ない酒の席でこの様な醜態を見せ付けているのでは?と一瞬脳裏をよぎったが最後、
不安と苛立ちが徐々に募り始めた。
今オレの目の前にいる妻は淫乱女の何者でもない。
男なら誰が見たって欲情をかきたてられるその姿に、
オレも欲情し、オレも欲した。
美味そうな餌を目の前にした狼の如く涎が溢れ出て、舌なめずりするかの様に
妻の痴態をまじまじと眺める。
「・・ねぇ・・・もっとぉ・・・もっ・・!」
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その17
「・・ねぇ・・・もっとぉ・・・もっ・・!」
言い終わらない内にオレは妻の太ももの上にドカッと跨り、
妻の両手を取って強引に頭の上へ持っていき、
溢れ出る涎で顔中舐め回した。
「・・・ん!・・んん!・・あぁ!・・・やぁん!・・あっ・・ああ!」
出しても出しても止めどなく溢れ出てくる唾液を、
ペロペロベロベロと顔に擦り付ける。
「・・あぁ!・・あん!・・あっ!・・ん・・はぅ!」
まるでアソコを舐められてるかの様に妻は敏感に反応し、オレは一層欲情した。
瞬く間に妻の顔はドロドロになり、煌々と輝く電気に照らされて顔中テカテカになった。
妻の両手を片手で押さえたまま服を強引に捲ると、ブラジャーのされていない生の胸がポロンと露になった。