「ドMへの階段・・・」-15
「ンハァ!あぁ!気持ちいい!!あ、あっ!イ・・イク!イクゥ!!」
「あーイク!イク!」
これまた尋常ではない位の量の精子が妻の顔にぶっかかった。
妻の顔は色んな液体が混合し、どれが精子だか唾液なんだか見分けられない位に
グチョグチョにされていた。
妻はドMの階段を相当上まで昇ってきている。
ドSの階段の遥か上から妻を見下ろしていたつもりが、
気付けばさほど遠くない高さまで追いついてきていた。
この、同じ高さで互いにSとMの階段を昇る事が
夫婦円満に過ごす秘訣である、と思っているのはオレだけなのかもしれない。
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その5
ある日オレらはエログッズ専門店へ出かけた。
噂には聞いていたが予想以上にドデカい店舗だ。
様々な下着やらコスプレやらバイブやローターやら
手錠やロープといったSMグッズも揃っていた。
今は禁止されている某合法ドラッグも当時そこには売られていた。
オレは最初からSMグッズにしか興味が無かったので
真っ先にSMコーナーへ足をやった。
チープな玩具みたいのから本格的なラバー物までかなり揃っている。
値段の安い物はやはりそれなりで、見た目も良くなければエロさなんてモノは微塵も感じられない。
見てるだけで下半身が反応する様ないかにも本格SMグッズみたいな物はえらく値段が高かった。
けど欲しいモノは欲しい。
だが高すぎる。
しばらくショーケースの前で何を買おうかどうしようか悩んでいたが、
ふと妻は一体何を見ているのだろうか、と気になり始め、広い店内を探し歩いた。