強要編…2-3
「麗…」
社長の手がわたしの腰を引き寄せる…
「う…ん」
ゆっくりと入っていく感覚。
…ひとつになる感覚。
じわじわと、お互いの熱が混ざる。
壁についている手と、脚が震えて…快感の波がわたしを襲って…
「んっあっ…あぁっ」
「真鍋が入っ…てくる…かもな」
「そんなこと言わないでっ…は…あ!」
社長の手が急にわたしの胸を激しくつかんで、足りないって言ってるみたいにわたしのそれをかき回す。
社長もわたしを求めてる…?
「んんんっ!!」
そう思ったときにわたしのそれは、激しく収縮を起こして社長のそれを締め付けて…
「ああっ!!」
体を大きくそらせて、涙が頬を伝った。
「あ……社長…」
わたしがイッたのに気づいたらしく社長が体の動きを止めて、わたしを振り向かせキスをする。
「…俺も…いい?」
わたしが肯く前に社長の腰が動き出して、もう何も考えられなくなる…
「ごめんな…何か、誤解して」
「え?気にしてないですよ」
行為が終わった後、資料室で寄り添いながらそんな会話をしていると社長がわたしを抱きしめてくれた。
大きな声で言えないけど…
「社長…」
「ん?」
「好きです…」
きっと顔を真っ赤にしていたんだろうけど、そんなあなたにわたしの気持ちを伝えたくなるときがあるんですよ…?