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冷たい情愛
【女性向け 官能小説】

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冷たい情愛4〜冷たい目〜-6

「設楽さんの事を全て知っている訳ではないです。しかし、恐らくですが…
貴方の周りが誰も知らない…そんな貴方の事なら、私は知っていますよ」



ドウイウコト?

私の頭の中は混乱した。
私の周りが知らない…私の事?





「例えば…貴方の左胸と大腿の内側にはホクロがある」





私は言葉を失った。
彼が、私の身体的特徴を何故…
しかもそんな箇所の…

なんと答えればいいだろう。




立ち尽くす私の前に、ゆっくり彼が歩いてきた。
そして彼は無表情なまま、私の着衣に手をかけた。

Tシャツを両手で捲り上げる。


胸の膨らみを隠すレースの布が空気に触れる。
私は幼児のように、されるがままに両腕を挙げ彼に脱がされる。


後ろのホックに手をかける。


私は身動きすら出来ない。何も言えない。

ホックははずされ、私の胸が露になった。


私の左胸には本当にホクロがある。
それを指でなぞり、彼は言った。

「このホクロ、可愛いですね」


短パンのボタンをはずす。
緩めの短パンはそのまま足首までスルッと落ちた。


「ほら、太もものここにも…」


性器を隠す小さな下着以外全てを脱がされた私。
恥ずかしくなり、胸を両手で隠す。顔が熱くなる。

彼は一歩後ろに下がる。


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