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冷たい情愛
【女性向け 官能小説】

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冷たい情愛4〜冷たい目〜-5

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部屋に入り私は驚いた。
全く生活感のない部屋だったからだ。

男性の部屋なんて空き缶があったり私服が散乱していたり…
それが普通だろう。

なのに、髪の毛一本すら落ちていない位潔癖な部屋。
リビングには画面の大きい最新のパソコンとベッドしかない…


クローゼットの中からバスタオルを取り出す彼。


「ホテルに泊まるはずだったならタオルはさすがにお持ちではないでしょう。これを使って下さい」

「あ…はい。ありがとうございます…」




シャワーを浴びた。
浴室は清潔で、本当にここで生活しているのかと思う程だ。

男の部屋に泊まりに来てシャワーを浴びる。

性的行為を予感させであろうこの状況にも関わらず…
私は性的興奮とは別のところで神経が高ぶっていた。

彼の極端までの無感情に私はどうして良いのか分からなかった。





まさか彼と夜を過ごすとは想像すら出来なかったので…持参していたTシャツと短パンを着用した。
色気のない自分に、ちょっとだけ腹が立った。


「ありがとうございました」


部屋にいる彼に声をかけた。
彼は既に着替えていた。




あれ?

少し意外だった。
私服姿は若く見える。

というか、スーツが彼を年齢より上に見せていたのかもしれない。

私は笑った。

「遠藤さんって私服だとお若く見えますね」

「ええ、設楽さんより2歳年下ですから」



…?



(何故、私の年齢を知っているの?)

「もしかして大学の後輩でした?学科?研究室?」
私は一気にまくし立てた。

タクシーの中で、私の質問には答えると言った彼。でもそれには答えず…


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