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紅館小話
【ファンタジー 官能小説】

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紅館小話〜怒〜-4

『でも、こんな反応されるとね。』
割れ目を指で押し開くと、小さな穴はヒクヒクと震えて止めど無く愛液を溢れさせた。
『紅様に見られそうなだけでこんなに垂らしちゃって。』
ゼロは私の言葉に一度は何か言い返そうと口を開いたが、すぐにまた口を閉じて、喘ぎ声が漏れないように耐えていた。
『見られたら、恥ずかしくて死んじゃう?』
『……うん………』
頬を真っ赤にしながらゼロが頷く。
フルフルと震える瞼、涙目。
(マズいなぁ、なんだか………)
なんだか本当に可哀相になってしまった。 ゼロにお灸を据えるためにはもうちょっといじめないといけないと思うのだけど。
『本当に、もう浮気しない?』
ゆっくりと、ゼロは頷いた。
どうやらちゃんと反省しているようだ、いつもなら元気良く返事するのに。
余程効いたのだろうか、羞恥プレイ。
………ここで私は、簡単な浮気防止法を考え付いた。
『もし今度浮気したら、紅様の前でイカせてあげるから。』
私が囁くと、猫耳がビクンッと動いた。
威力絶大なようだ、紅様をダシにしてるのがちょっと悔しいけど。
『ふぅ、じゃ止めてあげる。』
そう言うと私はゼロを再び抱きかかえてベットに戻した。
『スーちゃん、来て………』
むっ、ゼロが協力的になった。 ゼロが協力的になって段々とお仕置から離れてる気がする。
『あっ、そうだそうだ………』
ゼロをひぃひぃ言わせるためにとっておいた新兵器、使ってみよう。
早速私は服を脱いで、クローゼットの中からある物を取り出して自分に装着した。
『スーちゃん、それって………』
ゼロの視線が股間に釘付けになる。 私の股間にあるのは新兵器・偽男根付きパンツである。
(通称ペニバン、だったかしら。)
本来、男根を持たない女性でもこれを付ければ………
いつもはお互いが気持ち良くなるために、一方的に責める玩具を使ったりはしない。
だが、ゼロを責める際にはいつか使いたいと思って密かに買っておいたのだった。
『良いよね、ゼロ。』
『スーちゃん………うん、大丈夫。』
もうゼロを縛っておく必要は無さそうだったので、自由にしてあげた。
動くようになった手でゼロが最初にしたこと、それは私に抱き付く事だった。
『ごめんなさい………スーちゃん……ごめんなさい……』
耳元で聞こえるゼロの泣き声。 本当に、可愛いんだから………
『もう、怒ってないよ。 ほら、ひぃひぃ言わせてあげるから横になりなさい。』
今付けている男根は普通サイズだが、ゼロの小さな身体から考えたら少し大きいかもしれない。
足を広げさせて正常位を試す。
まずは指で腟を掻き混ぜて、愛液を男根に絡める。
『いくよ、ゼロ。』
ズッ―――
(す、凄く………キツい………)
男根は作り物だから、感覚が伝わって来るわけ無いのに私にはゼロの腟の締め付けや温かさが感じられた気がした。
『ひっ、にゃ………はぁ………』
まだ先端が入っただけだが、口を大きく開けて息を吐き出している。 大分痛いのだろうか?
『大丈夫? ゼロ。』
『大丈夫……だよ、続けて……良いから。』
涙目のゼロが、必死に痛みを耐えて私に先を促している。
そんな姿に私はなんだか胸が熱くなって来てしまった。
可愛い、愛しい。
ギュッと抱き締めたくなる気持ちだ。
(男の人ってこんな気持ちなのかな……?)
ズズッ―――ズブッ―――
ゼロの言葉に甘えてさらに奥に挿入する。


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