増えいく行動 第一章-2
そして一か月がたち…。
「へぇ〜そうなんだ」
手紙から直接話に進化していた。メアドなども交換したまにメールなどもしていた。
回りからの目は仲のいい友達。またはカップル?っとゆうような疑問系でそっち面で考える人もいた。
『いつも話してるのに話題尽きないのか?』
俺は時々そう思ってしまう。まぁあまり話題を振ることのできない俺にとってはそれは楽な事でいいことだが…。男として情けない話だ。
「ねぇねぇ愁くん次の日曜日って暇?」
「えっ?まぁ暇だけど…」
「んじゃさどっかに遊び行こうよ!」
いきなりの振りに俺は戸惑う…。てかこれは誰でも戸惑う。なんせ七海の声は大きい。つまり目線がこちらに集中するからだ。違う意味でも戸惑いも加わり2倍の戸惑いが襲う。
「ちょっと来て」
「うわっ!」
俺は七海の手を引いて屋上にむかった。
青い空が広がる屋上…。てな感じで説明してる場合じゃない。
「ちょっと声大きいよ」
俺は屋上のドアをしめそこにもたれかかって七海に言う。
「えっ?そう?」
「うんそう」
声の大きさはそんな意識してないようだった。
「んじゃちょっとちっちゃく話すよ」
そう言ってさっき言った言葉をまた俺に言って来る。
「日曜日一緒にどっか遊びに行こうよ」
再び言うその言葉はさっきより恥ずかしそうに言っているようだった。それを見るとこっちまで恥ずかしような感覚がした。
『とゆうかこれってデートの誘いだよな?』
頭の中にそんな言葉が流れる。
「別にいいが何処に行くんだ?」
その言葉を聞くと七海の顔が満面の笑みになる。
「やった〜!」
軽く俺の質問はスルーされた。