この大きな青の下〜いつもの太陽〜-3
外は清々しいほど雲一つない青空でとても大きな太陽がギラギラ輝いている
「うわ〜本当にあっついね〜」
レイカはとても楽しそうに僕に話し掛ける。
「だからさっき言ったろ?」
本当に今日は暑い。こんな日は自宅でゴロゴロ本を読むのが一番だ。まだ読んでない奴もたくさんあるし、なのに・・
「さぁ!何処行こっか?秀人!」
人の気もしらないでレイカはにっこりと笑って尋ねる
・・・ま、いっか。
彼女の笑顔を見たら本なんかどーでもよくなった・・あれ?なんでだろ
――真っ青な空の下、僕達は歩きだす
いつもの様に太陽が僕を照らしだした
ただ、いつもと違うのは・・
「♪フンフーン♪」
鼻歌まじりの陽気な歌を口ずさむ女の子と一緒なだけかな――
――続