『ゲームメイカー』-23
「あぁ……イっちまいそうだ……翠、入れさせてくれよ……」
哀願して言う俺を上目使いに見ながら彼女は口を離し、唾液にまみれていやらしく光沢を放つペ○スをにゅるにゅると擦りながら微笑んだ。
「入れたい?……うふふっ……まだ、ダ〜メ……それは、あ・と・で……ねぇ、啓介さん?一回イっちゃう?……その方がもっと楽しめるわ……」
翠はそう言って再びペ○スを咥え、さっきよりも早くジュポジュポと音が響く程、激しく頭を動かし始めた。口だけでなく、右手は更に竿を強くシゴき、左手は袋を揉みしだいていく。
自分の意思とは関係なしに快楽を求めて腰はのた打ち、跳ねまわる。やがて、弾けるような強烈な快感が襲い、俺はこらえ切れずに絶頂を迎えると、彼女の口の中にしたたかに吐き出してしまった。
……ドクッ…ドクッ…ドクン……
躰が震える程の射精感。多分、大量であっただろう精液の放出にも関わらず、なおも翠は口を離さずにいる。
まさか飲んでるのか?
顔を上げた彼女の口許を、欲望の名残りが白い条となって伝っていった。それすらも惜しむように指先で拭い、翠は舐め取る。
「すごいいっぱい……口から溢れちゃった」
そう言って、なんとも言えない満足げな笑みを見せた後、もう一度ペ○スの先を咥えると尿道口に残った精液まで吸い出した。
「翠……お前……」
「さぁ……もっと楽しみましょう……」
これが本当の姿なのか?
受け手にまわっていたときの反応も、それはそれで昂奮させられたが、攻め手になるとより一層、妖しい輝きを増していく。幾条にも張り巡らされたクモの巣に絡め取られていく……そんな感覚が俺を包んでいた。もがけばもがく程に快楽と言う名の糸に絡まっていく。
「少し休ませてくれないか?」
あまりにも激しい放出の余韻で躰が気怠かったのだが、翠は許してくれない。
「ダメよ……もっと責めちゃうんだから……啓介さん…足、持ち上げて?…そう両方とも……」
なぜか言葉に逆らえず、言われるままに俺が足を上げると両手で抱えられて頭の方まで上げられた。俗に言う、まんぐり返しって奴だ。
男だから、ちんぐりか?……
などと馬鹿な事を考えていると
「うひゃうっ!」
いきなり肛門辺りを舐められて、俺は変な声を出してしまった。
「翠…なな、何を……」
突然の事に声が上擦ってしまう。
「あら?こういうの初めて?……でも、気持ちいいでしょう?」
「気持ちいいって言うか……変な感じだよ」
「慣れると気持ちいいのよ……うふふ」
そう言って舌先を尖らせると、ほじくる様に菊穴にねじ込んでくる。屈辱的な快感がぞわぞわと湧き起こり、自然に口をついて声が出てしまった。