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『ゲームメイカー』
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『ゲームメイカー』-24

「うあっ!……あっ……あっ!……」

 しばらく舌で刺激された後、ようやく元の体勢に戻される。一旦ベッドから降りた翠は何やらバッグを漁り、再び隣りに来ると俺をあやすように頬にキスをしてきた。

「啓介さん…可愛い……女の子みたいな声出しちゃって……うふふっ」

 どうやら彼女は俺の反応に、ご満悦らしい……何故かわからないが嬉しそうだった。

「からかわないでくれ……あんな経験初めてだったんだからしょうがないだろ?」

 認めたくはないが、確かに微妙に気持ちよかったのは事実だ。そんな俺の思いをよそに

「本番はこれからよ……少し冷たいけど、我慢してね?」

そう言った。

「え?…うわっ!」

 言うや否や、ヒンヤリとしたローションが股間に塗られてなすりつけられる。指先がヌルヌルと滑り、やがて菊穴に狙いを定めるとゆっくりと押し込まれていった。

「ち、ちょっと……おい!!」

 第一関節ぐらいまでめり込んだのだろうか、俺は激しく狼狽した。しかし、言葉では拒否しているのに躰は硬直してしまう。そんな俺を優しく包むように柔らかな手が髪を撫で、真珠色の歯が耳たぶを甘噛みする。

「怖がらないで……大丈夫よ……ほら、入ってくのがわかる?」

………ヌッヌヌヌ………

 指先に更に力が込められていく……。ローションをつけていたからだろうか、翠の指はさして抵抗もなく埋まっていった。

「あ…あ……ちょ…やめ……」

 形容し難い気分だ。くすぐったいような、むず痒いような……
 根本まで埋まった指が、腸の中を掻き回す様に動き始めた途端に鋭い刺激が背筋を駆け抜け、俺の脳髄を直撃した。これをどう表現したらいいのだろう?
 それはまるで射精するときの快感が続けさまに襲ってくる……そんな、今までに体験した事のない快楽だった。それを指し示すようにペ○スはそそり勃ち、今にも吹き上げそうにビクビクと脈打っていて翠の指がそっとペ○スに触れただけで果てそうになる。

「ね?気持ちいいでしょう……さっきよりおっきくなってるわ………」

 ローションにまみれた指がペ○スに巻き付き、軽く擦られただけで今にも放ってしまいそうになるのを俺は懸命に堪えた。

「み、翠も…そうなのか?気持ちいいのか?……その……」

 喘ぐような俺の問い掛けに彼女の口許がゆっくりと横に伸びていき、やがて笑みの形を作る。

「なあに?……してみたくなっちゃった?……あたしのお尻で……」
「あ…いや……」

 さすがに直接聞かれると答えづらい……が、興味はあった。

「はっきり言わないとわからないわ……答えてくれないなら、このままイカせちゃおうかな?」

 腹の中の指が内側に曲がり、ローションまみれの手がペ○スを擦るとヌチャヌチャという音がする。再び激しい快感が駆け抜け、思わず俺は身悶えしてしまう。


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