stand up to evil heart<少年時代・4-1
茜「着いた〜。」
煉「東城診療所?」
真「そう、ここが茜ん家!茜の父さんこえ〜けど腕は確かだから!」
茜「ただいま〜」
茜達は診療所の裏の家のドアから入った。
すると怒鳴り声が響いてきた。
?「ばかもーーーん。今何時だと思っているんだ。」
廊下の奥から190?はあるだろう、とてもがたいのいい親父が出てきた。
真「11時29分。」
携帯の時計を見て、からかうようにそう答えた。
茜「馬鹿。」
真の頭を叩く。
真「いてっ。ジョークだよジョーク。」
茜「パパ、事情は後で話すから、2人を診て。」
茜パパは2人を見る。
茜パ「……よし。」
竜&煉「わっ!」
竜と煉を軽々担いで、奥の診察室に行った。
茜「よし、これで安心。……真、これからどうすんの?」
真「ちょっと家に電話するわ。今日ここに泊まらしてもらうから。」
携帯を開き、家に電話をした。
真「……もしもし……母さん?…………ごめん。うん。……今日茜ん家に泊まるから。……大丈夫だって、竜もいるし。………たっく、息子より竜の方が信用できんのかよ。ははっ。安心して。俺は元気だから。………じゃあね。……おやすみ。」
茜「ママさん何だって?」
真「竜君がいるなら安心だって。」
茜「まぁそりゃそうでしょ。」
笑いながら、真をからかう。
真「茜〜」
そして、2人は茜の部屋に入った。
【ばたっ】
茜はベットに倒れ込んだ。
茜「つかれた〜」
真「俺も〜。てか、本当に今どうなってるんだろ。」
茜「どうなってるって?何が?」
真「今の世の中だよ。周りの国では、戦争をしてる。でも、この国は大丈夫だと………しかし、あいつらは裏で人を殺している。この国はこれからどうなるんだろうと思ったんだ。」
煉「そのことだったら、わかる範囲で俺が話す。」
ドアの所に煉と竜と茜パパが立っていた。
真「おお。もう大丈夫なのか?」
竜「おかげさまで。」
竜は茜パパにお辞儀をした。
茜パ「俺に掛かればこのくらい。それより、今からちょっと出るけど。お前ら絶対外にでるなよ。」
2人は各々、腰かけた。
茜パパは外に出ていった。