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女子高生 伊藤詩帆
【学園物 官能小説】

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女子高生 伊藤詩帆-1

女子高生 伊藤詩帆(いとうしほ)高校2年生の17才 身長152

ここは光ヶ丘学園、女の子だけの女子校でいわゆるお嬢様学校である。季節は秋、空をオレンジ色に染める夕日を詩帆は4階の音楽室から眺めていた。
「詩帆ぉ!何してるのぉ?いっしょに帰ろう!」
「うん!」
伊藤詩帆、この学校の吹奏学部でアルトサックスを担当している。詩帆は同じクラスで部活もいっしょの仲良し5人組で毎日いっしょに帰っていた。
「あ〜ぁ、それにしてもこの前のコンクールもうちょっとで入賞できたのにねぇ」
その内の一人、友子が悔しそうな顔を言った
「うん…来年は絶対入賞したいね」
詩帆はおとなしい性格で、小柄でほっぺがぷっくりして色が白く、顔はまだ少し幼く見える、髪は肩くらいまで伸ばし、色素が薄く少し茶色だった。

「ねぇ!今度の山の林間合宿この五人組で同じ班にしようよっ!今年から宿泊施設新しくなったらしいよっ!お風呂も各部屋に付いてるらしいよっ!」
「へぇ!そうなんだ!夜はみんなで語り明かそう!」「うん、合宿楽しみだね」林間合宿は三泊四日で自然の中で地球環境のことを考えようというこの学園の二年生の中の大きなイベントだ。
「そういえば愛と美奈と良枝の髪見た?茶髪とか金髪にしてたよ!スカートも短かったし」       愛、美奈、良枝の三人組は詩帆や友子達と同じクラスで、この校則の厳しいお嬢様学校ではめずらしい不良グループだ。タバコを吸ったり援助交際もしてるという噂もある
「うん、怖いね…」
「なんで担任の野村は注意しないのかねぇ?なんか頼りないよね野村は!」
担任の野村は新任で24才だが、見た目は40才くらいに見える、いつも油ぎっていて、毛深くくて、性格も頼りなく生徒からは嫌われていた。
「そういえば詩帆、このまえの頭髪検査で野村にその髪注意されてたよね?」 「うん…生れつきですって言っても毎回注意されるの」
詩帆は困った顔で言った
「野村は詩帆がおとなしいからって詩帆ばっか注意するよね!次なんかあったら学級委員長の私に言ってよ詩帆!担任だろうがバシッと言ってあげるよ!」
友子は学級委員長で芯が強く、しっかりしている。詩帆はその反対で気が小さくおとなしい性格だった。
「うん、ありがとう友子ちゃん」

次の日、午後の授業…
「え〜今から林間合宿の班を決めるぞ!部屋は4人部屋だから各班4人グループだからな!まぁ好きな子同氏話し合って決めてくれ!」           野村がそう言うと全員席を立ち次々に4人グループを作っていく。      「うーん、4人グループだって…どうしようか?」
詩帆や友子達は仲良し5人組だ、1人は別の班に行かなくてはならない
「おい!そこの5人!早く決めろよ!」
「はーい!しょうがないからここは平等にジャンケンで決めよう」
友子のその言葉にみんなうなずいた。
「ジャ〜ンケ〜ンポイ!」五人一斉に手を出した…詩帆だけがグーを出し、あとは全員パーだった
「詩帆ごめんねぇ、やっぱ私変わろうか?詩帆が一人じゃかわいそう」
友子はおとなしい詩帆が一人になるのがかわいそうになり言った
「ううん、仕方ないよ、気にしないで」
そう笑顔で答えた詩帆に野村が
「え〜っとじゃあ伊藤は愛と美奈と良枝と同じ班な!」
「えっ!愛さん達と…?」驚いた顔をしていた詩帆に
「詩帆ぉ、そんなに私たちといっしょの班じゃ嫌なわけ?」
愛は睨みをきかせて言った「え〜私詩帆ちゃんかわいいし大好きだったのになぁ!ショック〜!」
美奈は冗談のように言った。
「え?う、ううん!そんなことないよ、よろしくね」詩帆は笑顔を作り言った。


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