stand up to evil heart<少年時代・3-3
【バァーン】
真の頭をかすった。
真「くぅぅ。」
真も打ち返す。
【パンパンパンパンパン】
A「早くこい。」
Aは真の手を引っ張り階段をおりる。
真「竜大丈夫か?」
竜「あぁ……情けねー。」
竜は小さな声でつぶやいた。
真「茜をありがとな。」
そういい、真は竜を担ぐ。
竜「東城さんこれ。」
竜は茜にエアガンを渡した。
茜「まかして。」
茜は竜から預かったエアガンを強く握った。
A「早く行け。校舎をでるんだ。」
真「わかった。」
そう言い走りだした。
茜はその後ろを。
Aはその後ろを追い掛けながら、5と6と撃ち合っている。
【バァーン。ババァーン。】
5「ちぃ。逃げんのか!No.1!!」
A「貴様らの相手はできねーんだよ。けじめなんて貴様らとつけるか!」
【バァーン】
6「くそ。」
【ピッピッピ】
5の通信機がなった。
5「はい。藍原さん。…………なぜ!?あいつらは俺らがちゃんとやります。だから!…………わかりました。」
【ピッ。】
5「おい引き上げだ。」
6「なんで!?」
5「知らん。いいから本部に帰るぞ。」
6「くそォ。……次あったら殺してやる!」
A「もう追い掛けてこねーな。」
真「はぁはぁはぁ………」
真は竜を担いでいたせいか、とてもつかれている。