愛した人は一人だけ。-4
「ん〜〜〜。……あんたたちなんなのよ!」
「君の新しい彼氏!」
「ハハハハハハハハ。」Aの後ろから二人の男が現れた。
「やめて。うそでしょ。…………いや〜〜〜」
恵が涙目で訴える。
「脱がせ!」
Aが二人に命令する。
「いぇーい。」
「恵ちゃーん」
二人が恵に襲い掛かる。
「きゃーーー」
○○ビルの前
「はぁはぁはぁ」
ひざに手をつく。
汗だくだ。
「恵。」
優がビルの中に入った時。
【きゃーーー】
「恵……」
(上か。待ってろ。絶対助けてやるからな。)
階段を上がる。
「めぐぅーー」
「やめてよ〜、いやだ〜。」
恵が泣き叫ぶ。
もう服は着ていない。
裸にされてしまった。
手が縛られてるため、隠す事もできない。
【めぐぅーー】
優の声が聞こえて来た。
(優……)
「おい、おまえら、彼氏の相手は俺がする。だから、その子を目の前で可愛がってやれ。」
Aが二人に言って。
階段のほうを向き、優を待つ。
「へへへ。わかりました。恵ちゃ〜ん。目の前でやってあげるからね。」Cがズボンを下ろし、Bが恵の後ろから胸をモミ、押さえ付ける。
「いや、やめて。こんな姿、優に見られたくないよ…………優ーーこないで!」
「ハハハ。やっと来たか。彼氏さんよ。」
Aの目の前に
汗だくの優がいた。
恵を見て優はア然とする。
「きさまら〜〜。」
優がA、目掛けてはしりだす。
Aは優を簡単にぶっ飛ばす。