stand up to evil heart<少年時代・2-2
A「ドアがあいてる。ここに?」
B「例のやつらか。」
2人は教室内にはいってきた。
竜(きずくなよ。)
A「蒼西中の男2人組だろ。」
B「あと蒼西中の女1人も来てるって。」
竜(だれだ、俺らの他にも…まさか女1人ってあいつが!)
B「おい。一昨日のやつじゃん。まだ処理してなかったのかよ。たっく汚ね〜な。」
真「あいつらが。やった!?」
つぶやく。
A「おいやめろ。亡くなった人を侮辱するのはゆるさいぞ。」
竜(こいつらが殺したのか?声からして俺らと同い年ぐらいか。)
B「よくゆうぜ、てめぇも一緒にやったくせによ。」
A「命令だからだ。…………いい加減にしないと………何?」
【カチャ】
竜(こいつら本物の銃を持ってるのか?)
【バァーン】
耳にキンキンする音が聞こえてきた。
竜(まさか仲間割れか?)
A「貴様ぁ!……くぅぅ…。」
Aは肩を押さえている。
Bの撃った弾がAの左肩をかすったのだ。
B「おまえさ裏でいろいろと調べてるらしいじゃん。それを藍原さんが気付いてさ、おまえの抹殺命令が下った訳さ。」
竜(藍原?………こいつらのリーダーか?)
真(仲間を簡単に殺すのか?)
A「じゃあ侵入者排除命令は?」
B「裏切り者のおまえを抹殺した後にNo.5とNo.6の奴らが後で合流して俺と3人でその任務にあたるのさ。」
A「そういうことか。
ふっ……。」
A(兄貴はこれからどうするの?)
竜(どうする?助けるか!?真は大丈夫なんか?)
真(……震えてる?びびってんのか俺が!?助けないと、人が死ぬ?)
A「わりぃーな俺はまだ死ねない!」
そして、拳銃を向けているBを睨む。