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「ヤリチン」レッテル上等
【コメディ 官能小説】

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「ヤリチン」レッテル上等-4

「……何人の男、知ってんだ?」
「2人。あんたも入れて3人ね」
「…の割には、テクがすごいぞ?」
特に、あのフェラ〜リは絶品だったな〜。
「ああ。風俗でバイトした友達がいて、色々教えてもらったことあっから」
は〜、なるへそ。
「ま、今日はありがと。あたしも人並にイケるとわかっただけでも収穫」
……お礼を言われるほどかね?別にすげぇことしてないけど、…男にはわからん話ってか。
こっちの気も知らずに、お前はベッドから降りて服を拾ったら、1人そそくさとバスルームへ駆け込むんかいっ!
つれないね〜〜。
ヤルだけヤッといて俺は用済みかよ?
おかしな女だ。
普通の女ならここで「また会わない?」とか、ケー番とか聞きたがるもんだけどな〜。
はっ!何、惜しがってんの?俺…。
ちょうどええ、ちょうどええ。後腐れなくていいじゃないか。
だけど、もう二度と会えないかと思うと何か…ものすっげぇ未練がましくなる。
また会いたいとも思う。

…………惚れた、とか??

「参ったなぁ〜〜」
ベッドの上でのたうちながら、今さら胸がドキドキしてきた。


でも、こんな展開も上等。



ヤルだけポイ捨てgoing my wayの俺、そろそろ年貢の納め時か?





《Fin》


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