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再開
【元彼 官能小説】

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再開-2

『やっぱり瞳だったか。同性同名はよくあるから、まさかと思ったよ』なんて明るく言うから私も『本当に医者になってるとは思わなかったわ』って笑って言ったけど、実はびっくりして動揺しまくり。
噂で結婚したのは知ってたけど、まだ未練たっぷりだったし!


『今日は経過を見るだけだからレントゲンだけだね。俺午前までで瞳が最後だから一緒に行くよ』
ってレントゲン室まで車イスで送ってもらいながら軽く話した。ケガの理由とか、外科医になったら事とか・・・。

部屋に着いて松葉杖は車イスから立ち上がる時、バランス崩して倒れそうになった。
『うぉっ!?』
とったさに支えてくれた剛の腕は学生の時よりたくましくなってた。
『ごめん!!まだ慣れてなくてッ!』(照れ)
慌てて離れたけど少しぎこちなかったみたいで。


『患者を助けるのは医者のつとめですから(笑)何?昔を思いだしちゃった?』

『バーカ結婚してる男に興味はありませんけど、何か?(笑)』


『それより技師の人遅くない?』って話そらすと技師の先生を呼びに行った。私はあの腕が忘れられない。細かったけど筋肉質な腕。なんだかなつかしくて淋しい気持ちになってきた・・。

剛が技師を連れてきてからはすぐに撮影は終わり、その場で順調に回復してる事が分かって私は一安心した。それに剛は今日だけで、もう私を診察する事はないみたいだし。


『じゃあ神山先生お世話になりましたぁ』(笑)終始笑顔。なにげに完璧。


『ぷっ瞳ってかわんねーな。俺が試験通って忙しくて別れる事になった時もそんな感じで笑ってたし。でも本当はいつも俺のワガママ我慢してたよな』ってあたかも言い切る時の顔して。

『俺の腕まだ好き?前みたいに触れば?』
って近づいてくる。結婚したのに言うかな普通。


『結婚してなければ、ね』

剛はマジな顔して
『嘘つけよ。今でも好きって顔してる。俺は結婚したけど、瞳の事忘れられる訳ないだろ?勝手なのは俺の特権!このまま帰すなんて俺には出来ない』


別れた時のワガママ健在!?だけど、私も何か期待してる。会わなくなるんだしいっかな・・・。


って考えてたら剛にいきなり抱えられて隣の部屋へ。私を降ろして鍵を閉めた。『この倉庫は滅多に使ってない。誰もこない。嫌がっても無理だよ』


もうどーでもいいや。今だけでも昔に戻れるなら。
剛の太い腕に抱き締められてキスをする。下を絡めて下唇を甘噛み。
ちゅぱッ・・チュッちゅ
「んっふ・・」
久しぶりで息が出来ない。

壁に抑えつけられ服の中に手が入り込む。胸をまさぐられ乳首は敏感に固くなる。


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