投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最初へ 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 62 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 64 伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最後へ

恋人達の悩み 3 〜後輩〜-2

「りゅうっ……あっ、もっと……奥……ひあっ!」
 途端にぐちゅんと奥を突かれて、美弥は悲鳴を上げる。
 静脈の浮き出したその肉茎の太さもさる事ながら、美弥の体内に埋まり切らない長さを誇る龍之介の巨砲だ。
 その気になれば、美弥の望みを叶えるのは楽なものである。
「ここ?」
 いたずらっぽく、龍之介は笑った。
 奥を突いた状態のままで、龍之介はぐりゅんぐりゅんと美弥の中を撹拌する。
「んああああっ……あ、そこそこそこおぉ!!」
 求めに応じた龍之介は単調にならないよう浅い突きを織り交ぜつつ、美弥を撹拌し続けた。
「りゅうっ……!!」
「……そろそろ動くよ」
 堪らなくなった龍之介は美弥の中で欲望を放出するために、ピストン運動を始める。
「ひあああああっっ!」
 朝一番とは思えない元気な腰使いに、美弥は悲鳴を上げた。
「っふう……!」
 昨夜も龍之介からたっぷりと精液を搾り取った蜜壺が、まるで美弥とは別の生き物のように蠢き、ねじれ、たわみ、極上の快楽を龍之介へ提供する。
「み、美弥っ……ごめ、もう……!」
 ため息を一つつき、龍之介は腰の動きを一気に加速させた。
「――――ッ!!」
 一つに蕩けている場所を激しく掻き混ぜられ、美弥は急速に駆け上がる。
「りっ……りゅうぅっ!!い、あぁ、来る来る来るううぅっ!!」
 その叫びはまるで美弥が自分に合わせて高みを目指してくれているようで、龍之介は嬉しかった。
 その嬉しさを、龍之介は愛情を籠めた触れ合いで伝える。
 それはまた、美弥を二度目の高みへ導く道標となった。
「くぅっ、あっ、りゅうっ!や……あ!?っあああああ!!」
 美弥は四肢を突っ張らせ、体内の龍之介を至高の快楽で包み込む。
「っ!!」
 堪らずに、龍之介は美弥の中で弾けた。
「くふ……っ……!」
「は、あ……」
 至福の表情を浮かべている美弥の体を龍之介は抱き締め、肉棒を抜いてから頬や唇へ優しいキスを贈る。
「で、美弥」
 美弥の意識が絶頂直後のふんわりピンク状態からごく普通のレベルまで戻ってきた頃合いを見計らって、龍之介は意地悪く尋ねた。
「襲ったのに逆襲された気分は、どう?」
「あぅ……」
 美弥はそっぽを向き、龍之介の視線から逃れようとする。
「ね、どんな気分?」
 そんな美弥の顔を覗き込み、龍之介はなおも尋ねようとした。
「言わないで〜!」
 じたばた悶えてきゃあきゃあ騒ぐ美弥の頬に、龍之介はキスを落とす。
「ッ……!」
「ね、どう?」
 美弥は喉を鳴らし、ボソッと呟いた。
「… ……」
「聞こえないよぉ?」
 龍之介は再び肉棒を美弥の中に埋め込んで動かし、美弥に声を上げさせる。
 一度射精したのに、龍之介の淫茎はまだ萎えていなかった。
「くうううぅぅっ……!」
 媚肉をたっぷりと掻き混ぜられ、美弥は甘く鳴いてしまう。
「どんな気分なの〜?」

 ぐちゅっ!ずりゅうっ、ずんずんずん!

「りゅうっ!!あ、やっ……もう駄っ……!!」
 びくびくと内股を痙攣させながら、美弥は喘いだ。
「どんな気分か、教えてよぉ?」
 肉棒一つで美弥を鳴かせつつ、龍之介はなおも意地悪く問う。
「き……気持ち……」
 赤い顔をした美弥は、泣きそうな表情を見せた。
「良過ぎて……」
 二、三度口をぱくぱくさせた後、美弥はうつむいてしまう。
「美弥……」
 意地悪し過ぎた事に気付いた龍之介は、美弥をぎゅっと抱き締めた。
「りゅう……」
 安心したように、美弥が両腕を龍之介の体に回してくる。
「あぅ……」
 龍之介は呻いた。
 今は二人揃って、繋がるのに必要な場所しか脱いでいない。
 しかし、体を密着させると二つの布地越しにも美弥の柔らかい体が分かってしまう。
 美弥の秘部は今だ硬度に衰えのない逸物を愛しげに食い締めているし、龍之介としてはこのまま二回戦に突入したかった。
 だが、己の欲望のままに美弥を抱いてもいいものか?
 そんな躊躇いが、顔にも態度にも現れていたらしい。
「りゅう……」
 美弥が龍之介の頬に手を添え、そっとキスをしてきた。
「……しよ?」
 そう言われて、発奮しないでいる義理はない。
 龍之介はいったん自身を引き抜いて、護膜の着け替えをした。
 再び美弥の中に沈むと着ているパジャマのボタンを外して柔らかな胸を露出させ、ちゅっと音を立てて吸い付く。

 ずんッ!!

「ふぁっ……!!」
 それと同時に律動が始まって、美弥は思わず声を出した。


伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最初へ 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 62 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 64 伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前