となり同士-5
「ああんっ…亮太…あうっ…」
「うああぁっ!…ぐうっ…うっ…」
亮太は射精の瞬間、美紗の腰を引き寄せ、自身の腰を突き上げる。ペ〇スの先が美紗の子宮を押した。
(お、お腹が押されるぅ…それにこんなに熱いモノを…」
美紗は脱力感から亮太の胸の上に身体をつっ伏した。お互いの荒い息づかいだけがキッチンに響いた。
「お姉ちゃん……気持ちよかった…」
「そう……」
下から見上げる亮太の顔を美紗は眺める。いとおしさが湧きあがる。
美紗は亮太の唇にキスをした。
「んっ……」
帰ろうとする美紗を亮太は玄関前まで見送る。美紗は足に力が入らないのか、ヒザが震えている。
“じゃあ”と言って玄関を出ようとした美紗は、思い出したように亮太を見ると、
「今後はさ。一人で留守番の時、電話してよ。遊びに来るから」
…【となり同士 完】…