サイカイ ―第1章―【再会】-3
「待たせたな!」
10分くらい経った頃、兄貴が全裸の真希を抱いて部屋に入ってきた。一見お姫様抱っこの様だったが、右手は肩の下で抱えているが、左手は足を持っているのではなく、真希のマ○コに入りこんでいた。フィストフ○ック、それだけでも生で見るのは初めてで驚きだったが、その状態で持ち上げられているのには何も言葉が出なかった。
「すげぇガバガバだろ?コイツが昭の所に裸じゃ行きたくないって逆らいやがったからよ、罰も兼ねてな。2階まで運ぶの、重くて最悪だったぜ。」
やはり痛いんだろう、真希は苦痛そうな表情をしていた。
兄貴はベッドの前まで行くと、右手を真希の肩からはずした。
ぼふっ
「ひっ。」
真希は頭から布団に落とされた。でも股間には兄貴の腕が刺さったままになっていて、腰から下は宙に浮いていた。下半身はマ○コに刺さった腕だけで持ち上げられているから、恥丘の辺りが拳の形にボコッと少し盛り上がっていて、痛々しかった。
…ッヌチャッ
兄貴は真希の体内から一気に拳を引き抜いた。
「ぎ…ひっ!」
真希が小さく悲鳴をあげた。
兄貴は真希を気にもせず、清ました顔で壁にかかっていたスカートを取った。そして、真希の愛液とローションで、ベトベトになっていた手をそのスカートで拭きとった。
「いつまで寝てんだよッ!」
バチンッ
「ヒィッ!」
兄貴の掌が真希の尻を襲った。それはビンタというよりは掌底みたいに重い一撃だった。
「ごめんなさい、ごめんなさいっ!」
よっぽど兄貴が怖いのか、真希は「ごめんなさい」と繰り返しながら、急いで起き上がった。尻には、真っ赤なもみじ形がクッキリと浮かんでいた。
真希は、ベッドから降りると、部屋の真ん中に移動して正座した。普通の正座じゃなくて、足を左右に90度以上開いて、手は頭の後ろで組む体勢だった。黒ずんで変形しているビラビラも、マ○コの中も、胸も丸見えの状態で、真希は背筋をピンと伸ばしたまま全く動かなかった。
「これが待機の姿勢だ。何も指示しなかったり、俺が来るのを待つ時は、この格好でいさせる。ま、これが基本の姿勢だな。」
兄貴は、真希の口に指を這わしながら俺に説明し始めた。
「待てっ!」
兄貴の言葉に真希が素早く体勢を変えた。今度は、しゃがんだ格好、うんちスタイルとでも言うのかな(?)になった。手を頭の後ろで組んでいるのと、足を左右に大きく開いて性器を露出させているのは変わらなかったが、舌を出してハッハッと口で呼吸をしていた。餌を待つ犬の真似だろうか?無理矢理させられてるとはいえ、バカ面だ。
「ちんちん!」
何度も繰り返し行われて、やらなかったらどうなるかなんて、わかりきっているのだろう。真希は立ち上がると、がに股になり、軽く膝を曲げて、尻をつきだして中腰の体勢になった。そして、指でマ○コを左右に広げて中まで見せた状態で、また犬の様に口から舌を出していた。
中腰が辛いのか、身体が細かくプルプルと震えているが、真希はその体勢を維持していた。
真希の姿はあまりにも間抜けな格好で、これがまともな人間のやることか?と思いながらも、俺の股間はビンビンになっていた。