『反抗的な娘』-3
俺は押さえ付けていた早苗の足を抱え上げるようにして、その腰を引き寄せると、勢いをつけて一際深い場所まで早苗を貫いた。
ズブゥっ……!
ドクッ…ドプッ……
最奥で吐き出される溶岩。
最後の一滴まで出し切るべく、放出しながら何度か突き上げる。早苗はもはやされるがままにぐったりと手足を投げ出していて、声も出さずに泣いていた。
わが娘ながらそれがとても可愛く思えて、俺の息子は再び硬度を取り戻していた。
「あはは、お父さんちょっと早漏ぎみで恥ずかしいな〜。でも早苗、父さん久しぶりだから、今日は頑張るからね」
「やだっ……もうやめて…もうやめて……。赤ちゃん…赤ちゃんできちゃうッ……」
「心配いらないよ、早苗。母さんだってこうして早苗を孕んだんだぞ。大股開いて父さんのをぶち込まれて、ブタみたいにひーひー鳴いてねー……。あの頃はあいつも可愛かった」
俺が昔を懐かしんでいる間、早苗は顔を両手で覆ってむせび泣いていた。
その姿が初めて夜を共にした時の妻とあまりにそっくりで、俺はその時再び「親子」というものを強烈に意識した。
やっぱり早苗はあいつの娘なんだなァ。
思いながら俺は再び腰を振り始める。
早苗が妊娠したら、その赤ん坊は俺にとって娘になるんだろうか、それとも孫になるんだろうか?なんてことを、ぼんやりと考えながら。
終