恐るべき子供-6
[ンッ……]
初めての事に震える身体。蔵野はわずかに開いた口に舌をねじ込む。美奈の口内を、蔵野の舌が這いまわる。刺激が愛撫に変わり、美奈のヒザが折れる。
[ウゥッ…ンッ……]
蔵野の唇が美奈の唇から離れると、彼女は脚に力が入らないのか、ズルズルと床に崩れ堕ちた。蔵野はそばを離れてベッドに腰掛ける。
[美奈……自分で脱いで。オレに見せてくれ…]
[そんな……]
[オレに見せるんだ。さあ]
蔵野の言葉に負けたように、美奈はゆるゆると服を脱ぐ。シャツとホット・パンツの下は、白いスポーツ・ブラにピンクのショーツ姿だった。
彼女は身をよじって隠そうとするが、それがかえって蔵野の気持ちを昂ぶらせる。
[さあ、その下着も……]
美奈の手がブラに掛る。シャツを脱ぐようにそれを取る。日に焼けた手足とは対照的な白い肌。胸は先端のまわりだけ膨らんだ程度だ。先端の淡い桜色と相まって蔵野の欲望を昂める。
[…センセイ、恥ずかしい……]
美奈はショーツに手を掛ながら躊躇して蔵野を見た。彼は美奈の目を見る。無言の懇願だ。美奈はその目に耐えられず、ショーツを降ろした。
[こっちへ……]
美奈はベッドに近寄る。蔵野は美奈の腰を抱くと、胸を激しく愛撫する。
[ふぁっ!……アァッ…]
先端を丸くこねるように舌を這わせると、強く吸った。美奈の身体は電気が流れたように大きく反応する。
お腹からヘソ、下腹部、モモの付け根へと舌が動く。悲鳴とも哀願とも似た声が蔵野の耳に響いた。
蔵野の指は、美奈のかたく閉じたワレ目にそって、やさしく上下する。
うぶ毛しか生えていないソコは次第に濡れていき、ピチャピチャと音を立て出す。
[…セ、センセイ…アァッ…いいっ……]
美奈は耐えられないように首を左右に振る。その腕は蔵野の首に絡みついていた。
蔵野は愛撫を止め、美奈のヒザを立てると両ヒザに手を置いた。そして両ヒザを開こうと力を入れた。
[アッ……]
美奈は一瞬、両脚に力を入れたがすぐに力を抜いて蔵野のなすがままに脚を開いた。
花弁は閉じていたが、表面は濡れそぼり液が少し垂れていた。
[美奈……キレイだ……自分で拡げて見せてくれ…]
蔵野はそう言うと、美奈が拡げた脚の間に身体を埋めた。彼女の花弁に息が掛かるほどの位置だ。