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【姉弟相姦 官能小説】

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-1

あれは何だったのだろう…偽りとも現実ともつかない日々…

オレにはひとつ年上の姉がいた。その彼女とのお互いが幼かったが故に犯した過ち……


[姉ちゃん、待ってよ!]
[和哉、早くしないとおいてくよ!]
どの家庭にもある朝の喧騒さに混じって、ボクたち姉弟も中学校へと急ぐ。先日、入学式を終えて今日が始めての初登校なので、姉の亜紀は姉貴ぶって一緒に連れて行くと言うのだ。
[小学校以来だね、和哉と一緒に学校行くのって]
[以来って、1年間だけだろ]
しばらくの間、姉弟はたわいのない会話を交わしていたが、和哉は小学生時代までの同級生と出くわした途端、姉から少し距離をおいた。
[和哉?どうしたの]
[…やっぱ、恥ずかしいよ。姉ちゃんと一緒じゃ…]
"先に行くよ"と言うと和哉は小走りで亜紀から離れ、同級生のもとに行ってしまった。そんな弟を眺めながら、"中学生になって男の子らしくなってきたなぁ"と嬉しい半面、"何よ!私が小学生の頃まで姉ちゃん、姉ちゃんってくっついて来たクセに"と一抹の寂しさが頭をよぎった…

[ふぅ、ただいま〜]
夜7時、亜紀が学校から帰宅すると和哉が出迎えた。
[おかえり、お姉ちゃん。いつも大変だね]
亜紀は部活を終えて帰って来たのだ。少しバテ気味に見えたボクの口について出た言葉に亜紀は笑みを浮かべて、
[好きなコトやってんだから平気よ]
そう言うと玄関口を上がり2階の自室へと駆け上がる。ボクはそれを眺めていた。スカートの下から見える姉のしなやかな脚を。

家族揃っての夕食。1日の出来事をそれぞれに語るひととき。亜紀は和哉に問いかける。
[どうだった?中学生になった初日は]
[小学校の友達が6人くらいかな…あと、となりの娘と仲良くなったよ]
[ヘェ…誰?]
[はぁふだはん]
[エッ?誰だって]
和哉は口いっぱいに頬ばったゴハンを急いで飲み込み、苦しかったのか胸を叩きながら、
[ンッ…保田…さん]
[和哉って女子に好かれるのね]
[さあ…ムコウから話し掛けてきたんだ]
[ところで、部活はやるの?]
亜紀の問いに和哉は明るく答えた。
[ウンッ!野球部に入ったよ。やっぱりやってきた野球が良いと思って]
小さい頃からお互いにスポーツが好きで、亜紀と和哉は揃って地域の野球チームに入っていた。だが、中学生になり、亜紀は野球部へ入れないと分かるとバレーボールに進んだのだが、その野球部に弟が入るのを聞いた亜紀は、うらやましさを覚えた。
[よかったね和哉]
[頑張るよ!…将来、お姉ちゃんを甲子園に連れてってやるよ]
[ウン!楽しみにしとくから]
夕食を終えてお風呂に入るため、姉弟はお互いの部屋へと向う。一番風呂は父と決まっていたため、それまでが夕食後のひとときなのだ。
亜紀は和哉の部屋をノックして部屋に入ると、和哉はグローブにワセリンを付けて磨いている最中だった。
[和哉]
[何、お姉ちゃん?]
[明日、朝練があるのよ。だから先に入っていい?]
[エーッ!ボクも明日、7時にグランドに来るよう言われてるんだよなぁ]
和哉は口を尖らせた不満顔を亜紀に見せる。亜紀は県大会の予選を2ヶ月後に備えての朝練だった。和哉は野球部の顧問の先生から朝練に参加するよう言われての事だ。
亜紀はしばし思案した後、とんでもない結論を口にした。
[じゃあさ…一緒に入ろうか?]
[エッ……?]
和哉は最初、亜紀の言った意味がよく解らなかった。表情からそれを察した亜紀は、
[だからぁ…お互いに譲れない訳でしょう…だったら一緒にお風呂に入れば時間を稼げるじゃない]
ようやく理解した和哉は躊躇した。


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