淋しい嘘
〜私は誰も愛さない〜-1
〜人物紹介〜
＊前原 星
まえはら せい
界の母親。外資系企業会社員の転勤族。
＊佐東 洋
さとう よう
会社員
＊前原 十和
まえはら とわ
星の母親 夫の死後に忘れ形見を授かる 数ヶ月前に死亡
＊前原 界羅
まえはら かいら
小学5年生。正式名称は前原海良(かいら)。しかし、母の希望で界羅が使われている。
＊斯馬 譜
しば ふ
小学5年生、10歳
＊斯馬 填
しば てん
譜の父親
＊柱 山気
はしら やまぎ
日系の外国人
星の会社の部長
流儀の弟、星の叔父
＊柱 流儀
はしら りゅうぎ
山気の兄、十和の夫、星の父
＊郡山 三郷
こおりやま みさと
名家である郡山家の一人娘
＊宮下 愛
みやした あい
洋の彼女
＊七家 草子
ななけ そうこ
美女
聖・星・せい、愛・あい、永久・とわ、世界・かい、果実・きか、天・てん、西洋・よう、布教・ふ、宮廷・みやした、近世・こんどうというように、かなり宗教色の濃い人物名になりました。
セイは、星・聖・性・正・生・制・静・盛・世・晴・勢・誓・征・省・醒・凄・成・整・声・誠など色々な漢字があります。セイは、これだけの多種多様な意味を持っています。
セイちゃん、は「ほしの星」にしました。そして星を今回の作品の主人公としてみました。
〜序章〜
嘘を重ねて生きて来て。
このまま、静かに死ねるのね。
そんな人間にも明日って来るのかな。
死ぬ前に、一目、あなたに会いたい。