投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

恋心粋
【制服 官能小説】

恋心粋の最初へ 恋心粋 14 恋心粋 16 恋心粋の最後へ

恋心粋〜荒花〜-6

「仁忍はいいヤツだよ。義仲に似て」
「女たらしで乱暴で田舎者で嫌われているから?」
「違う違う。人間関係を大切にするから。梨園名門のプレッシャーと関係なく付き合える弥花は、仁忍と対等なんだよ。巴のようにね」
「あいつ、馬鹿だよ」
「女たらしでもないよ。単に不器用なだけさ」
「…………」
「あとはお前が心を真っすぐ持てばいい。仁忍のこと、嫌いじゃないだろう?」
「…SEXしたからって好きになるとは限らないよ」
「好きになれたら幸せだよ。お前の男嫌い、仁忍には通じないし…」
「慣れだよ!あいつ、昔から触り魔じゃん?」
「ふふ、いつかはわかるさ」

兄の言葉に戸惑う弥花。
馬上の仁忍の姿を遠くに見つめながら、自分の本能に問うてみる。

(なんで仁忍でなきゃ駄目なんだよ…)

夕陽が地平線を染める頃、木曽義仲役の仁忍は呟く。

「日頃は何とも思わないのに、今日は鎧が重い。何故だろうな…」



夜、クランクアップ打ち上げパーティに、弥花はミニスカートで参加した。

背が高く大柄な仁忍は、大勢の中にいてもすぐに見つけられる。
華のある顔立ちに、二重の大きな瞳。にかっと笑う口元も大きく…野性的で男臭い。
人懐っこい性格もあって、常に周りからの人気者だ。

(そんな中から仁忍をさらうのは難しそうだな…)

オールになったら、ふたりで過ごせない。
キン○マ、蹴っちまったし…。
あれから怒っているみたいで、目を合わせるたびに無視されたし…。

どうしよう?



亜蓮に言われ、キリのいいところでパーティから外へ抜け出した仁忍。

不意に後ろからウエストを抱かれた。
「お疲れさま〜」弥花の声。
振りほどこうとする仁忍に、ますますしがみつく弥花。
「おい!せっかくミニスカートはいてきたのに、何もしない気かよ?」
弥花の手が仁忍の股間を撫でる。
「は…」
ヤベッ。勃っちまった。
いつもこうだ。
弥花のことになると、訳もなく発情してしまう…。

「私のおま○こに、仁忍のち○ぽを入れて」棒読み。
「ぶ〜〜っ!ぶわはははっ!!何だよ、それ。色気ねぇ言い方!」

せっかく勇気を出したのに爆笑かよ!?

「恥ずかしいんだよ!」
「そのクールな顔でか?」
「もう、言わない!」
だんだん羞恥が込み上げ、涙が出そうだ。

不意に体が浮いた。
人目を避けて路地裏でキスする仁忍。
「んん…」
深い真ん中で熱く疼く。

「俺、我慢できねぇわ」
今朝から欝憤がたまっているのだ。
弥花のショーツを脱がして、バックから攻め込む。
「うはぁぁ!」
ブロック塀に手をついて、腰を突き出す。
もうすでにぬかるんだソコは、仁忍の侵入に歓んでいる。


恋心粋の最初へ 恋心粋 14 恋心粋 16 恋心粋の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前