投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

『STRIKE!!』の最初へ 『STRIKE!!』 195 『STRIKE!!』 197 『STRIKE!!』の最後へ

『STRIKE!!』(全9話)-196

「ひああぁぁぁぁぁ!!!」

 ブリッ、ブリュッ、ブリュッ、ブリブリブリブリッッッ!!!

「うほーほほほほ!! 出た出た、出やがったぜ!!」
「いやぁあぁぁぁぁ!!!」
 玲子の蕾が盛り上がり、腸内の粘膜を晒した瞬間、そこに集まっていた真っ黒な溶解物が派手な爆音を響かせて飛び出した。そして、溶けきらなかった長大な物体がその慎ましやかな蕾を大きく広げ、馬がするそれのようにボトボト落ちて、汚泥の山を築いた。
「うわっ、くせぇ! しかも、なんだこの量!! うわあっ! うわあっ!!」
 驚いているのか、はしゃいでいるのかわからない男の奇声。
「あ、ああ………」
 大量に出ていることは、自分がよくわかる。
 奥底に潜んでいたものまでが、口をひらいた出所に向かい、メリメリと音を立てながら野太いウ×コとなって峰を作った。
「ぎゃはははは! 馬だなお前! いや、牛か!! がははははは!!!」
「見、見ないで……」
 それだけ言うのが、玲子は精一杯だ。屈辱的な状態とはいえ、その瞬間を経た身体は、全ての感覚が麻痺したかのように、筋肉の全てを弛緩していまっていた。
「あ〜あ……」
 こんもりと山盛りになっている玲子の汚物を見下ろして、男が蔑む。およそ、麗人がした名残りと思えないほど、大量の汚物がそこにはあった。
「!?」
 不意に腰にあった重みがなくなると、“ぐちゃり”という耳に嫌な粘性の音が響いた。
「あ、あぁっ!」
 後ろを見ると、腰から離れた男の足がその汚物の山を踏みしめているではないか。泥粘度で遊ぶ子供のように、“ぐちゃりぐちゃり”と野太いウ×コの峰を踏み潰しているのだ。
「や、やめてっ! そんなことしないで!!」
「うっわー……かってえなあ……浣腸したのに……って、なんだこれ!? ぐわっ、豆だ! 豆がそのまま出てきやがってる!! うわっ、トウモロコシの粒まで!! おまえ、ちゃんと噛んでんのかよっ!?」
「う、うううう……」
「うっわー……きったねえ……お前の糞、いろいろ入ってるぜ……くせえわけだ……」
「い、言わないで……言わないで……う、ううぅぅぅ……」
 自分が出したモノをぐちゃぐちゃ足で弄ばれている。さらにその中身まで調べられるとは……。
 排泄を見られる以上の羞恥と屈辱に、玲子の涙は止まらなかった。



「さて……」
 排泄劇を堪能し、その穢れを玲子が繊細な指使いで拭い取るところまで観察し終わった影が、ふいに、股間のジッパーに手をかけた。
 そのまま、じじ、と下ろすとトランクスの中をまさぐって、その中身を取り出す。
 寒さに縮こまっているのか、もともとその大きさなのか…。親指ほどの貧相なモノが、ぶらりと風に揺れた。
「野ションも野グソも、立派な犯罪だからな。犯罪者には、それ相応の処罰が必要だぜ……」
「ひっ!」
 そのままぶらさがった状態で、腰を玲子の顔に寄せてくる。
「かわいそうに……寒くて俺のが縮んじゃってるんだよ。まずはこれを……」
 ナイフで頬を撫でながら、粗末なものを玲子の眼前に差し出した。
「う、うぅ……」
 酷い匂いだ。吐き気さえ催すその股間に、たまらず玲子は、乾いていたはずの涙がまた浮かんでしまう。
「しゃぶってもら……っ、な、なにしやがる!」
 瞼をきつく閉じて現実から逃れようとしたとき、眼前の歪んだ圧力が消えた。かわりに耳が、林の草を踏み分けるように何かが暴れている音を聞きつけて、玲子はそこで目を開いた。


『STRIKE!!』の最初へ 『STRIKE!!』 195 『STRIKE!!』 197 『STRIKE!!』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前