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ごめんね。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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ごめんねE-1

いつか…いつか来ると…分かっていた現実を突きつけられた。
私の彼の口から。
私の愛しい人に彼女ができたと。
涙を流せなかった。
私が願っていたコトが叶ったから。私とじゃない誰かと幸せになって。と私が願ったから。私の一番の願いが叶ったから…
次の願いは…愛しい人の居場所を無くさないコト。
だから私は彼と偽りの恋を続ける。
同じ空の下にいる限り…私は愛しい人を思い続け、幸せを祈り続ける。
残り僅かな人生でも、誰かを愛したコトを、ほんの一瞬でも愛されたコトを誇りを持って。
だから私は…残りの人生をかけて、夢も希望も諦めて、奴隷の様に貴方に尽くすから。
喜んで自ら羽をもぎり、篭の中の鳥になる。
貴方の為ではなく、愛しい人の為に。
その時から、私は人間の心を捨てるの。
ごめんね。彼である貴方を愛せなくて。
ごめんね。偽りの愛と恋で。
ごめんね。嘘で固めた私で。
ごめんね。偽りの幸せで。
ごめんね。


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