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ごめんね。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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ごめんね。-1

ごめんね。
貴方と別れると言ったのは、貴方が悪いからじゃない。
私の気持ちが変わってしまったから。
広い広い世界を知ってしまったから。
貴方といる私は篭の中の鳥。羽根があるのに、自由に飛べない。貴方しか知らない、無知な私。
あの日私は貴方以外を知った。それは貴方の親友だった。罪の意識より、自由に飛び回れる嬉しさ、楽しさを知った。そして貴方以上の優しさ、愛を知った。
全てを水に流すと言った貴方を、そして、貴方よりも大切な貴方の親友の為にも、私は、貴方と偽りの恋をする。
貴方は知るコトがない、そして、貴方の親友も知るコトがない、私のキモチ。
ごめんね。汚い女で。
ごめんね。貴方を愛せなくて。


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