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子羊の悩ましい日々
【ファンタジー 官能小説】

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子羊の悩ましい日々 〜歓迎会〜-7

「それではロイくん、皆さんと楽しんで下さい」
 やや不満そうな表情で言うと、ソフィアは一歩下がってあらかじめ用意しておいた濡れタオルで身体を拭き始める。
「さて、次は私たちとね♪」
 にじり寄る女性モンスターたちの迫力に、ロイは胸で聖印を切った。

「ん……あ……いい感じよ、坊や……」
 切れ長の瞳が印象的な美しい女性が、騎上位で激しくロイを責めたてる。その身体的特徴はほとんど人間のそれと変わらないが、肌は血のように赤い。アルラウネという妖樹だ、
「ほら、もっといい顔を見せて……」
 彼女の身体から細い蔦が現れてロイの全身にまきつく。その蔦にはわずかに棘がついていて、ロイの肌を刺激していく。
「あ……ああ……!」
 たまらずロイは声を上げる。棘はかなり短くしているので、痛みよりも刺激による快楽を感じてしまうのだ。
「あん、まだ大きくなるの……あ……いいわ……!」
 ロイのものに柔らかにぬめった肉が絡みつく。身体を蔦が這うたびに棒はビクビク震えるが、それを逃がさずにさらに深く絡みつく。
 ズチュ……ズチュ……ズチュ……ズチュ……
 淫らな音がさらに響いたかと思うと、
「あ……あああ……!!」
 高い声と共にロイは果てる。
「なかなかよかったわよ」
 アルラウネはロイにキスをしてウィンクすると、次の者に変わる。

「うわああああ!?」
 ロイが目の前の女性の姿を見て悲鳴を上げる。妖艶な美女だが、その背中から黄色と黒のまだらな蜘蛛の足が8本生えているのだ。
「私はアルケニー。興奮すると人間の姿を維持しきれなくて。でも、この足で責められるのはこの世のものとは思えない快感らしいわよ」
「ロイくん、アルケニーのような個体数の少ない希少種の場合、受精能力が元に戻るとのことです。子供ができたらいいですね」
 あっけらかんと言うソフィア。対するロイは驚愕する。
「ちょ、ちょっと!? 子供だなんて……!?」
「私らアルケニーは、蜘蛛モンスターの中でも特に子供ができにくいのよ。そういうわけで、この機会にたっぷりと精をもらうから、よ・ろ・し・く」
 そして、アルケニーはロイにのしかかる。猛ったロイのものを一気に自らの中に押し入れる。
「ああん……! 太さはそれほどでもないけど、長くてなかなか素敵よ……ん……それに女みたいな可愛い顔……こういうのもいいわ……あ……!」
 アルケニーは激しく腰を動かしながら、背中から生えた8本の足でロイの全身を愛撫する。細かい毛がびっしりと生えたそれは全身を優しく愛撫する。
「あん……なんかぞわぞわして……気持ちいい……です……」
「そうでしょ……素直な子は好きよ……」
 淫靡に笑うと、足の1本をゆっくりとロイの後ろの穴に入れていく。
「……!!??」
「さすが『子羊』ね……抵抗なく入っていくわ……」
「あ……あああ……ああああにゃあああ……!?」
「可愛い悲鳴……ゾクソクしちゃうわぁ……。安心して、きちんと加減を考えているからめったなことじゃ腸を破ったりしないから……あん……!」
「いやあああ! 抜いてえええええ!!」
 物騒なアルケニーの言葉にロイは思わず泣き叫ぶ。
「大丈夫ですよ、ロイくん。『子羊』は、コトの最中は身体が一時的に丈夫になりますし、万が一怪我をしてもすぐに治りますから」
 慰めるようにソフィアは言うが、あまり救いになっていない。
「そういえばそうなのよね。それだったら多少乱暴にしても……」
「いーーーやーーー!!」
「やあだ、冗談よ。大切な『子羊』くんは丁寧に扱ってあげるから」
「うう……ひっく……ぐす……」
「少し脅かしすぎたかしら……ごめんね。お詫びに、思い切りよくしてあげるから」
 アルケニーは両手を床につけて繋がったまま腰を浮かすと、腰を回しながらロイのものを出し入れする。アルケニーの秘肉は、彼女の意思で自在に動き棒にからみつく。
「あああ……ああ……気持ち……い……!」
「はぁ……はぁ……私も……いい……久しぶりに本気で燃えちゃうわ……あああ……うん……!」
 ジュッジュッジュッジュッジュッジュッ……!
 早いテンポで交わりは進み、2人は高みへと昇っていくのであった。


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