少年VS『街の中のアイツ』-2
『―トントン』
少年の振り返る先にはお巡りさん。
『あー…君か〜。街で暴れてる糞変態バカ野郎ってのは〜。』
『え、僕ですか?いやいやそんなぁ〜』
『は?さっき頭打ち付けてんのみたから。なにあれ?発狂?』
『…いや世の中のお掃除をですね……』
『あーとりあえず、パトカー呼ぶか、救急車呼ぶかだね。』
『いやまだコイツ反省してないすから!』
と少年は言い、電信柱を指差す。そしてお巡りさんは……。
『精神病院行きの救急車だね。』