『マスター』-1
何杯目のグラスが空になったのだろう……此処に来るとヤケにお酒がススム……カウンターの止まり木に一人腰を降ろした愛のグラスの氷が、カランと乾いた音をたてた……店の雰囲気、気さくなマスター……このバーは、愛の一番のお気に入りの場所……
『マスター……今日は、お客さん来ないねぇ……』
櫻色に頬を染めた愛がマスターに語りかける……
「土曜日は、仕事が休みの会社も多いし……皆、家のなかでジィーっとしてんじゃないの……」
お手上げだよ、と言った表情でマスターが微笑んだ……
『じゃあ、今日は私の貸し切りだねっ……』
屈託の無い笑顔の愛……
「もう、店閉めちゃおっかなぁ……」
『賛成!賛成!』
マスターは、腰に巻いた黒いエプロンを外し店閉いの準備を始める……
「おしまい、おしまい……」
店の看板を片付けに行ったマスターが、パンパンと手を払いながら店内に戻ってくると、愛の隣の椅子に腰掛けた……
『お疲れ様でした……』
愛がマスターの方に振り向くと……急に天井がグルグルて回り始めた……飲みすぎだっ……平行感覚を失った愛が、マスターに持たれかかる……
「……」
愛の小さな体が包み込まれた……
暖かい温もりが愛に伝わる……
『マスター……』
「愛ちゃん……」
自然にお互いの唇が近づいていった……
静まり返った店内で、長い口付けを交わす二人……
愛の蜜壺の奥からは、既に熱いものが滲みだしていた……
マスターの右手が、愛のクリーム色のセーターの上から、胸の膨らみを優しく撫で回す……
『ああっ……』
重ね合わせた唇から、愛の甘い吐息が漏れた……
重ねた唇を遠ざけたマスターは、俯く愛を覗き込むと……
「愛ちゃん……敏感なんだね……」
『……』
「こっちは、もっと感じるのかな……」
愛のミニスカートを捲り上げると、ピンク色のパンティーの上から、愛の敏感な部分を指先で弄び始めた……
『ぁっああーん……』
「気持ち良い?……」
『……ぁぁっ……』
「ちゃんと、言わないと解らないよ、愛ちゃん……」
愛の秘部を刺激していたマスターの指先が止まる……
『ああっ、マスター止めないでっ……』
「愛ちゃんが、ちゃんと教えてくれないから……」
『……気持ち良い……』
「何処が?」
『……おま○こ……』
「誰の?おま○こが、どうしたの?」
『……愛のおま○こが……気持ち良い……』
延々とつづくマスターの言葉攻め……
『ああーん……愛のおま○こ……もっと、グリグリしてっ……』
『クリちゃんも、もっと、もっと……』
マスターに次々と恥ずかしい言葉を強要される愛……何時しか、カウンターに両手をつき、マスターにツンと尻を突き出す愛……ミニスカートは完全に捲れ上がり……ピンク色のパンティーも膝まで降ろされていた……
パックリと口を開けた花びらからは、愛液がダラダラと零れ出していた……
『マスターの太いおち○ちんを……愛のおま○こに……入れて下さい……』
マスターは、愛の尻をグイと持ち上げると、反り返った肉棒を……
『あああーん……』
悲鳴にも似た、愛の喘ぎ声が静かな店内に響き渡った……