ごめんね②-1
貴方との偽りの恋が始まった。
自分が変わると、私の気持ちが昔のようになるまで、努力すると言ってくれた貴方。
それでも、貴方といる私は篭の中の鳥になる。
羽根をもぎ取られ、前より自由のきかない鳥へ。
貴方は何一つ変わらない。自分自身に溺れ、酔っている貴方。
私の心は貴方の親友にしか向いていないの。
連絡も、会うこともできなくなった、貴方の親友にしか、向いていない。
貴方が私に偽りの恋を選ばせた。私を脅した貴方が憎い。別れを選べば、親友の居場所を無くすと言った、貴方が憎すぎる。
私は貴方との偽りの恋でしか、貴方の親友を守れない。
ごめんね。こんなカタチでしか、愛しい人を守れなくて。
ごめんね。弱い私で。