投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

軌跡の方程式
【失恋 恋愛小説】

軌跡の方程式の最初へ 軌跡の方程式 1 軌跡の方程式 3 軌跡の方程式の最後へ

軌跡の方程式-2

『知夏....お前進路とかきめた??』
『まだだけど....でもだいたいいきたい方面はきめたよ??』
彼が真剣な顔できいてくるからちょっとたじろいでしまった。


『やっぱり仕事やめて違う仕事やろうと思う』

『....あー』


彼は隣りの県の県庁がある市で仕事をしようと前から考えていた。それを実行に移すらしい。



さみしぃけど....でも....
『あたしも進学をそっちにしようと思ってるよ??』
『まぢで??!!』
喜んだ顔で彼はこうもいった。


『早くこぃよ。』




あれから半年。
彼氏と付き合って7ヶ月半。


あたしはそろそろ3年生になる。



『奥山....んじゃクラスは私文で、進学はこっちの方でぃぃんだな??』
『はいっ。』

あたしは三者面談ではっきりそぅ答えた。


雄徒がいってくれた言葉だけがあたしの支えだった。

雄徒にはひどぃ時には3ヶ月もあえないときがあった。



でも雄徒とは後1年で近距離になると考えると....1年なんてあっというまなんだろうとしか考えられなかった。
あたしは相変わらず雄徒が大好きだった。




でも....あたしだけだった。


『あえないのはつらい。別れて欲しい。』

一日にするメールの数もへってきていたのは事実。
そんな気が頭をよぎっていても、無理やり違うことを考えていたりした。
でも....当たってしまった。


『そっか。....ばいばい。』
彼をわがままで苦しめたくなかった。


このメールを送った後あたしは泣いて泣いて泣きまくった。


彼の言葉だけがあたしの支えだった。でも....あの言葉はなんだったんだろうか....。


遠距離になれてしまっていたのはあたしだけだったんだね。


軌跡の方程式の最初へ 軌跡の方程式 1 軌跡の方程式 3 軌跡の方程式の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前