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スター・ハント21・オーディション
【アイドル/芸能人 官能小説】

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スター・ハント21・オーディション-2

ショートカットの髪が柔らかく耳元を覆い、まつげの長い瞳は聡明そうな光を帯びている。ほっそりした繊細な鼻の線、大理石のように艶やかな頬のあたり、出場者の中で「美少女」という言葉が一番ぴったりくるのは、汐理に間違いなかった。
 順番に5人とひととおり話をした後、草柳は観客席を向いて、少しもったいぶった様子を見せた。そして、会場に響き渡る声で一気に叫んだ。
「それでは、一人ずつステージの中央に立って、今着ている水着を脱いで、生まれたままの格好になっていただきましょう!」
 そこまで言って、草柳は一呼吸置き、美少女たちの方を向いた。ほとんどの娘が何を言われたのかとっさに理解できず、呆然としている。
「ヌード審査です!」
 草柳の声が響くと、観客の「おーっ!」という歓声が会場を揺るがした。
 もちろん、出場者は誰もヌード審査があるということは聞かされていない。しかし、困惑した表情で出場者たちがあげた「えーっ!」という抗議の声は、完全に歓声にかき消されてしまう。
「エントリーナンバー1番、火山朱美!」
 いきなり草柳が呼び上げ、朱美にスポットライトが当てられる。しかし、彼女は立っている所から動けない。芸能界を夢見て、これがチャンスと張り切っていた朱美だったが、2000人を超える観客の前でヌードになる決意はできていなかった。
 草柳が手首を掴んで引っぱっても、朱美はイヤイヤをして後ずさりし、逃げようとするばかりだった。
「それじゃあ仕方ありません。自分で脱げない人は、こちらで脱がせてあげましょう。」
 すごい歓声が巻き起こり、嵐のような拍手が鳴り響いた。
 当初から予想されたことだったのだろう、草柳の声を合図に、スタッフ用のTシャツを着た男が3人、舞台に登場した。男たちは力づくで朱美をステージの中央に引っぱってくると、その中の1人が朱美を羽交い締めにした。スポットライトの中の朱美は、観客の方を向いた格好で、両手の自由を奪われた。
 もう1人の男がどこかからはさみを取り出すと、朱美の滑らかな肩にかかっているビキニの紐にはさみを入れた。とたんに、たわわな双乳が波打ってこぼれ出る。
「おーっ!」
 再び歓声があがった。17歳とは思えない豊かな乳房である。張りのある完璧な円錐形の膨らみに、可憐なピンクの乳首がたまらなくエロティックだった。
「いやっ、いやっ」
 朱美はスタッフに羽交い締めにされながらも、狂ったように身悶えする。その度に乳房がプルンプルンと揺れるのが、欲情をそそる。
 続いて、ビキニの腰の部分がはさみで裁断された。最後の布がハラリとステージに落ち、下腹部の繁みが観客の前にさらされた。豊かな乳房とお似合いの濃い恥毛である。
「そして、自分で脱げなかったペナルティです。」
 草柳の合図でステージに登場したのは、産婦人科にある内診台だった。
「いやっ、やめてっ!」
 抵抗もむなしく、朱美はとうとう、下肢を開いた格好で内診台に縛りつけられてしまった。
 会場は静まり返り、ギラギラと輝く淫らな視線が舞台に注がれる。
 恥丘を彩る黒々とした陰毛は、朱美の気の強さを表しているかのようだ。そして、中心部では生赤い秘肉がヒクヒク恥ずかしげに蠢きを見せている。
「自分で脱げなかった娘は、こうしてアソコを丸出しにしたまま、オーディションが終わるまでステージの上で縛り付けられますから、注意してくださいよ。」
 恥辱のあまり嗚咽を漏らす朱美の横に立って、草柳がおどけたように言った。
「エントリーナンバー2番、水沢汐理!」
 スポットライトを浴びた2番の汐理は、観念した様子でステージの中央に進み出て、水着に手をかけた。自分で脱がなければ、男たちの手で脱がされるだけだ。しかも、朱美のように恥ずかしい格好で縛り付けられて、2000人以上いる観客の前で、女の子が一番見られたくない秘所を露わにされてしまうのだ。
 覚悟を決めて全裸になった汐理の白い身体は照明の中で輝き、芸術的でさえあった。乳房もけっして大きくなく、腰まわりや太腿はどこまでも華奢でほっそりしているが、ギスギスした感じはなく、スリムな肢体に匂い立つような優美さを漂わせており、知的な顔立ちとあいまって彼女を一層美しく見せていた。

 いよいよ最後の清香の番になった。
 清香は震える指で背中の紐をほどき、右、左と肩紐を外していった。水着がズレそうになり、慌てて両手を胸のあたりに交差させる。そして、胸を両手で覆い隠したまま、水着を抜き取った。
 スタッフがすぐにそれを取り上げる。
「さあ、最後の一枚も脱いでください!」
 草柳の声が響く。
 清香は片手で乳房を隠しながら、水着にもう一方の手をかけた。目を閉じ、両足を固く閉じあわせて、会場の視線を出来るだけ避けるように、身を縮めながら水着を脱ぐと、急いで足先から抜き去った。
 美しい線を持つ臀部が露わになり、一瞬、下腹部の翳りが顔を覗かせた。観客の多くが、思わずゴクンと唾を呑込む。
 着ている物をすべて脱いだ清香は、片手で胸を抱えるようにし、もう一方の手で股間を隠した姿勢で深く首をうなだれていた。自然に栗色がかった髪で半ば覆われた頬は涙で濡れてキラキラ光り、恥辱のため、小刻みに全身を震わせている。


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