きっと、そう−塚田悠哉−-2
彼女はきっと俺のことをしらない。
視線だって、なんとなく俺が目立ってるからみてるだけだろう。
だから、いきなり声をかけたら怪しまれるだけだと思う。
第一、そんなことより俺には勇気がない、というよりどうしたらいいかわからない。
みんなどうしてんだ?
自分からなんてないからわかんねぇよ。
でも、今はまだそっと見守っておこう。
別に急ぐ必要はないと思うんだ。
急ぐから失敗するんだとおもう。
俺は俺なりにやる。
いつか君を手に入れたい。