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きっと、そぅ
【片思い 恋愛小説】

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きっと、そぅ-1

きっと私は恋をしてるんだと思う。

私の名前は「町田癒芽(まちだ ゆめ)」。人を癒す力をもつ子に育つように、と付けた名前だそうだ。


私の想い人−「塚田悠哉(つかだ ゆうや」。


多分−・・・・・好き。


「好き」って辛い。
苦しい。
特に片思いは。


なにかあったら一人で浮かれるほど喜んで、結局その後『塚田くんは私のことどうも思ってないのに』と、現実にかえり落ち込んで自分だけ傷つく。



「癒芽ー?行くよー!」

友達が私を呼ぶ。
次は移動教室だ。私は荷物を持って友達のもとへ向かう。


教室を出て歩いていくと『彼』がいた。
隣で話している友達を余所に私の胸は高鳴りはじめる。


そして−−・・・・・目線が絡み合う。
いつもだ。すれ違うとき目線が合う。
私の視線に気付いて見たのだろうけど、逸らしたくても逸らせない。
一度合うと引き付けられるように絡み合う。
私はどんどん『彼』に酔い痴れる。



そう思いながらもどこかで否定する。
「きっと彼には好きな人がいる」
私はそんなに積極的じゃない。
名前だってやっと知れたところだ。
彼女がいるか、とか、性格もしらない。
けど・・・・・そんな彼が目について離れない。


友達がいっていた。
『彼は、性格もいいらしいし、顔も結構いいからもてる。』と。
二重の目で、可愛らしさもあるのだが、雰囲気がどこか大人でやさしそうだ。
髪も短いわけでも、長いわけでもなくミディアムレイヤーといったところか。


そんな彼だ。きっと彼女はいるだろう。
叶わない恋をするのなら今のうちにやめてしまえばいい。
今ならまだ諦められる。



そうやって考えて、またどんどん『彼』が頭の思考を支配していく。
どんどん彼でいっぱいになっていく。





わかっている。





結局気持ちを消せない。


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