バレー部顧問の響子先生-7
気がついたら響子先生が寄り添うようにして、私の顔を見つめていた。
「またイッたみたいね、順子。さっきより大っきなオルガスムスだったみたいよ。さっきは2、3分で気がついたけど、今度はそれ以上だったよ。可愛いわよ、順子」
「・・・・・・・・・・・・」
「それに、おしっこまで噴き出しちゃって」
えっ? そう言えば……
そっと手を腰の下に回してみる。シーツの上にタオルが何枚も敷かれているような・・・
ハッとして起き上がってみると、大きなバスタオルが2枚か3枚重ねて敷いてある。
少しめくってみる。濡れている、かなりでっかいシミだ。
響子先生の顔を見る。恐る恐る……。
「大丈夫よ、心配しないでいいのよ。順子が夢中であそこを押し付けるから膀胱まで圧迫されたのよ、きっと」
「汚くないですか? ごめんなさい。先生の顔の上にしたんでしょ?」
「だから気にしなくていいって! そうなりやすい女性っているの。私もその気があるけど、順子もばっちり。全然汚いなんて思わないから大丈夫よ。ほら、順子のおしっこまみれの先生の顔だじょ〜」
言いながら先生がキスしにきた。
「きゃぁ〜、汚い〜」
「ウソよ、ちゃんとさっきお顔洗ったわよ」
起き上がった響子先生が、キッチンの冷蔵庫から冷えたビールとコーラを持って来た。
時計をみると、あれから、ソファで愛し合い始めた時から1時間半が過ぎている。
外はもう暗い。
「どう、順子? 試合のこと忘れた?」
「あ〜、忘れた。ははっ、どうでもいい。もう終わったんだもん。それより先生、まだ何かあるの?」
「あるわよ。これからが本番。だって先生なんかまだイッてないんだもんね。女同士の愛は終わりがないのよ」
「嬉っしい〜。ねえ、先生。私たち恋人同士?」
「そうよ、順子さえよければ」
「私、恋人でいい。レズでいい。先生とずっと愛し合っていたい。さっきの私みたいなの、先生にもいっぱい感じさせてあげたい」
コーラで喉を潤した私は、響子先生をベッドに横たえ、されたことを思い出しながら先生の両足を開きその間に顔を埋めた。
終わりのない恍惚の瞬間が、大小の波形を繰り返しながら連続して果てしなく続く・・・・・・・
(終)