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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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12月10日-5

 「ねぇ、今日って何の日だか知ってる?」
若菜がマギーに聞く。
 「今日ですか??何だろう…。また下らない事言わないですよね?旦那さんと初めて結ばれた日とか。」
 「はー?何言ってんの??今日は56年前に三億円事件が起こった日でしょうが!?」
 「あ、そ、そうでしたね…」
 「ちょっとー、あんたこの事件のリーダーとして少し気が緩みすぎじゃなーい?プレイボーイとヤッてばっかいるから気が緩むのよ。」
 「関係ないじゃないですか!?いろんな事件を追って頭が回らなかっただけですから!」
 「どうかしらねー。それに私と俊介が初めて結ばれた日は7月15日ですからー」
 「ど、どうでもいい…」
 「どうでも良くないわよ。警察を辞めて道路工事をしてた俊介を…」
 「いーですから!もう何回も聞きましたから!私も経験豊富じゃなかったけど旦那さんを奮い立たせる為に頑張ったとか何とか」
 「ちょっとー、私達の馴れ初めをそんな雑に片付けないでくれるー??」
 「ハイハイ、素敵な美談です。本当素晴らしい出会いをされました
ね、総監!」
 「…何かムカつくわね…。で、そんな話はどうでもいいんだけど…」
 (自分からふってきたくせに…)
取り敢えず面倒な話しは早く流そうと思いもう反論はしなかった。
 「あのさー、結局三億円が見つからなかったのは銀行側が奪われた三億円分の番号を書いた書類を紛失したから照合したくても出来なかったのが真実として、だいたいがそんな大事な書類、そんな都合よく紛失する訳がないのよねー。当時の記者会見では控えた番号があるから盗まれた紙幣が使われたらすぐに分かるって言ってたけど、その書類がない事に気づいた警察は後に引けなくて紛失していた事実を隠蔽、後に発表された紙幣番号って偽物じゃない?その偽物の番号って実在しないものじゃない?もし実在するものだったらあちこちで出て来て大騒ぎになるだろうし。もし架空の番号なら専門家ならピンと来るだろうし、製造記録見ればすぐに分かるでしょ?発表された番号が架空のものだって絶対にバレない自信あったのかなー。」
 「うーん、どうでしょう…」
 「その番号が本当に架空のモノなのか、実在したモノなのか、調べてくんないかなー。」
 「分かりました。」
マギーには、それがそんなに大事な事とは思えなかったが、断ると面倒な事になりそうなので、それを彩香に頼むのであった。


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