12月10日-3
「フフフ、いい目覚めだ…。何年経っても今日という日は気分がいい。」
高嶋謙也は東京のプレジデントホテルのスタートルームで目覚めのいい朝を迎えた。隣にはスタイル抜群の茶髪のロングヘアーの美女が裸で横たわっている。彼女は鷺谷礼香、大日本銀行頭取の娘だった。現在28歳の礼香は謙也のお気に入りの愛人である。
「今日は何日か分かるか?」
謙也にその豊満な胸をグニュグニュと揉まれながら、あまり快くは思っていないような表情で答える。
「12月…10日です…」
礼香がそう答えると、謙也は楽しそうに大きく笑う。
「そうだ、12月10日だ!」
そう言いながら礼香の乳首をギュッと摘む。
「あん…」
顔を歪める礼香。その表情をニヤニヤ見つめながら乳首を強めに捏ねる。
「そうなんだよ、12月10日なんだよなー!世の中の多くの奴らが心を躍らせる日だ。おまえもそうだろう?今日は何の日だ?」
「ボーナスの…支給日…です。」
本来大日本銀行に勤める礼香もその対応で忙しい日になるはずだし、毎年忙しい1日だった。だが昨夜、急に謙也に呼び出され夜を共にし、今日は休みを取らされた。礼香は休むつもりはなかったが、頭取であり父である勲の指示で代休を取らされた。今日と言う忙しい日を終えた後の同僚とのホッとした時間を過ごすのが大好きだった礼香。その楽しみを何故奪われて休まなきゃならないのか分からなかった。謙也との肉体関係も勲の命令に近い指示だった。当然拒んだが受け入れてもらえなかった。年齢が倍以上上の男に抱かれる苦痛は想像以上だ。当然彼氏はいる。だが父親である以上に大日本銀行の頭取の命令には逆らえなかった。一夜限りで終わる約束だったが、謙也に気に入られてしまい、こんな関係を半年も続けていた。謙也は年齢の割には性欲旺盛で一晩に複数回のセックスを平気でこなす、礼香から見れば絶倫男だ。毎回やりたい放題されている。
(また始まるのかな…)
謙也に指を入れられ身を捩りながら、ボーナスの支給日がどうしたのか疑問に思った。
「俺はな、昔この日に大きな物を手に入れたんだよ…。何百人もの喜びが詰まった大きな大きなボーナスを、な。フフフ。」
そう言って礼香の歪む顔をニヤニヤしながら膣を指で掻き回ししっとりと濡らして行く。
「ああ…」
ほぼ老人の指に濡れて行く膣。やがてピチャピチャと言う恥じらいの音が響き出す。
「おまえの爺ちゃんとも祝杯を上げたよ、あの日は。今で言うwin-winだったからなー。今のオヤジさん、そしてオマエがいるのは俺のおかげだ。その報酬がこれなら高くはないんだぞ?フフフ。ほら、咥えろ。」
謙也はペニスを礼香の口に押し込む。年甲斐もなく大きく興奮したペニスを口で扱う礼香は謙也の言っている意味が全く分からなかった。